「インク」の版間の差分

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[[エジプト]]の[[カリフ]]、[[ムイッズ]]は手や衣服を汚すことのないペンを要求した。その要求に応えて[[953年]]に[[万年筆]]の原型といえるペンが開発された。
 
15世紀に[[ドイツ]]の[[ヨハネス・グーテンベルク]]が[[活版印刷]]を実用化することに成功すると、それに適した新しいタイプのインクが開発されることとなった。当時、ギリシャ・ローマの筆記用インク(煤と糊、水から成る)および[[12世紀]]に開発された[[硫酸鉄]]、[[胆汁]]、[[ゴム]]、[[水]]から成る2種類のインクが普及しておりこれらはどちらも版面に付着せず、印刷には適さなかった。結局、[[すす]]、[[テレン油]]および[[クルミ]]からなるニス状のインクが印刷機用に開発された。
 
== 現代のインク ==