「振り駒」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
24行目:
*記録係の中には、5枚の歩を持つときに1枚ずつ交互に表と裏の関係になるように重ねて持つという徹底振りで神経を使っている者もいる。
*タイトル戦の[[番勝負]]では、かつては、[[千日手]]局や持将棋局もカウントして交互に先手・後手を指すルール<ref>たとえば、千日手局で先手番だった側は指し直し局で後手を持ち、次の対局では再び先手番を得る。</ref>であったため、フルセットになった場合に最終局で振り駒が行われないケースが生じていた。しかし、それでは後手番で千日手に持ち込む戦術のメリットがなくなるため、振り駒で先手を得た側が有利となっていた。[[森内俊之]]による指摘・提案をきっかけに、2005年度(王座戦のみ2004年度)から、第1局の振り駒によって最終局の1局前までの先後が決定される一局完結方式に変更された。
*振り駒の始まりは、「[[伊藤宗看 (初代)|是安吐血の局(是安吐血の一戦)]]」とされている。この是安吐血の局とは三世名人初代伊藤宗看と[[檜垣是安]]との対局である。
 
==脚注==