「ダブ・プレート」の版間の差分

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== 概要 ==
これらダブ・プレートは、通常はサウンド・システムのために作られた、一般にリリースされない録音、入手できないバージョン、あるいは既存の録音のリミックスである(最終的には一般に流通することもある)。一般に発売される[[レコード|ビニール盤]]よりもはるかに安価で作ることが可能なため、リリースする前の[[市場調査]]や[[宣伝|プロモーション]]をする目的等に使用される。しかしアセテート盤は寿命が限られていて、再生回数50回ほどまでしか良好な音質を保つことができない。そのため、通常のレコードと同じようにビニール盤で作られることもある。
 
レゲエのサウンド・システムは、しばしば[[サウンド・システム#サウンド・クラッシュ|サウンド・クラッシュ]]と呼ばれるショーにおいて、互いに音で競い合う。このため、ライバルに勝つために、サウンド・システムは本来市場調査やプロモーション目的で使われていたダブプレートを「武器」として使用するようになった。自らのサウンド・システムでしか掛けることの出来ないより新しく、より珍しいダブ・プレートを録音するのである。このようなダブ・プレートを特に1990年代以降は「スペシャル」と言うようになった。これは各サウンド・システムのためだけに吹き込んだ特注レコードで、例えばヒットした楽曲の[[リディム]]に、シンガーやディージェイによる、そのサウンド・システムを賞賛したり相手側のサウンド・システムを貶した歌詞を乗せるなどして録音した物である<ref>[http://www.bbc.co.uk/1xtra/events/jamaica05/rebelmusic.shtml Rebel music] By Sarah Bentley</ref>。日本のサウンド・システム・シーンにおいては「仕込み」とも呼ばれている。