「ガランバ国立公園」の版間の差分

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'''ガランバ国立公園'''は、[[コンゴ民主共和国]]北東部の[[スーダン]]国境近くに広がる[[国立公園]]。[[ガランバ川]]一帯を含む国立公園で、1938年に創設された。[[シロサイ|キタシロサイ]]の保護区として知られ、1980年には[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[世界遺産]]にも登録された。しかし密猟の横行などによってキタシロサイは激減し、世界遺産リストからの抹消も検討されたことがあるなど危機的な状況にさらされている国立公園である。
 
== 動物相 ==
 
=== 危機遺産登録 ===
この国立公園の特徴的な存在であるキタシロサイは、1960年代から80年代にかけて激減し絶滅寸前に追い込まれた。これは、キタシロサイの角を狙った[[密猟]]があとを絶たなかったためである。このことから1984年に「[[危機にさらされている世界遺産]]」(危機遺産)への登録が行われた。これに対し、ザイール(現コンゴ民主共和国)当局は密猟者対策を徹底し、十分な成果を挙げることに成功した。その結果、15頭にまで減っていたキタシロサイが微増傾向に転じたことから1992年に危機遺産リストから外された。
 
しかし、その後スーダンの[[スーダン人民解放軍|反政府軍]]や[[難民]]の流入、コンゴ民主共和国内の内戦などによって環境が悪化し、1996年に再び危機遺産リストに加えられた。その後、キタシロサイの生息数がついに一桁台に落ち込んだ上、地元政治家などの反対で保護のための移送計画も頓挫したため、2005年の第29回世界遺産委員会では、世界遺産リストからの除外も検討された。
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