「コングロマリット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
10行目:
異業種参入の難しさに加え、期待した相乗効果が得られない、拡大したグループの収益悪化といった問題が発生しやすい企業形態であるが、業種を超えてシナジー効果が得られた場合は、技術面・[[ブランド|ブランディング]]において非常に強力なものである。また、それぞれが独立した業務・業種であることから、独立や解体・再編など事業再構築([[リストラクチャー]])が比較的ペナルティなく行えるため、積極的に試みられた。
 
近年では企業にも変化する市場に対する柔軟性が要求されるため、コングロマリットの構築~解体のサイクルも[[1990年代]]以降は短くなりつつあるとも言われるが、そもそものコングロマリットという巨大企業形態自体が足かせとなる事も多い。巨大複合企業体の全盛期は1960年代〜[[1980年代]]であり、現在は欧州における[[エアバス]]社などが独仏両国による新生コングロマリットだと指摘される事もあるが、この場合の一国で保有する複合企業という定義とは異なり、北米でも一部を除いて殆どが残っておらず、もっと緩い[[業務提携]]で留める事が多い。
 
== 日本のコングロマリットの実例 ==