「プロパガンダ」の版間の差分

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*戦争報道ではエンベデッド・リポーター(兵士と一体的に行動する[[従軍記者]])のみの同行を認める。特に[[湾岸戦争]]以降の[[アメリカ軍]]が重視している。
*スローガンの流布のために人気タレントなどを起用した[[コマーシャルメッセージ|CM]]を制作し、そのファンを中心に意識の誘導を図る。
*ニュース番組などに出演する学者などのコメンテーターは中立的な立場から意見している、と思わせておいてその実番組に都合のいい主張をする人だけをキャスティングしている。
*NHKの『N9』などでよく使われる手法だが、ある主張を裏付けるために街頭インタビューをし、視聴者に対して親近感を覚えさせ、主張を受け入れるためのハードルを下げる(この場合、主張にそぐわない人の映像は使われない場合もあり、インタビューする場所・時間によってサンプルの偏りが生じ、また予算や期限など番組の制約によりはじめから仕込みをしている場合も考えられる。なにより自らの主張に対して何ら責を負わない少数の一般人が何を言おうと主張の真実性は補強されない)。
*民族などの概念を用いて誰にでも分かりやすい「敵」を作り、その「敵」を攻撃させることで連帯感を醸成する。
*他社の犯罪行為についてはニュースで報道するが、自組織の構成員の犯罪については看過する。
*NHKの『サキドリ!』、『N9』、『朝イチ』のように、まったく流行していないものを「静かなブーム」「ブームの兆し」と称して流行らせようとする。
*NHK『ためしてガッテン』や『朝イチ』や『サキドリ!』や『ゆうどき』、日本テレビ『おもいっきりテレビ』、関西テレビ『あるある大事典』のように、ある特定食品を摂取さえすれば健康になるかのように取り上げる。その際白衣姿の医学博士などがコメントを加えたりして主張の確からしさを根拠づけるような演出がなされる(栄養学の基本として食事はバランスがもとも重要であり納豆やサプリメントだけを過剰に摂取したからと言って決して健康などにはならない)。
*インターネット上の意見として取り上げるものに偏りがあるにも関わらず、あたかもインターネット利用者の総意として番組の中で取り上げる。
*小保方晴子の当初の報道で理系の女性(リケジョ)であることや実験の際に割烹着姿であるなど瑣末なことが実際の研究成果よりも大きく取り上げられたように、重要なニュースでも視聴者が理解できそうもない(そもそも記者が内容を理解できてるかどうかが不明)ことは取り上げられず、どんなシリアスな話題でも芸能ゴシップネタのようなものとしてニュース・ワイドショーで報道する。
 
=== ラジオの手法 ===