「失われた世代」の版間の差分

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1880年代中期から1890年代まで([[1883年]] - [[1900年]])に生まれた世代は、「'''[[第一次世界大戦]]に遭遇した世代'''」でもある。日本で言えば、概ね明治10年代後半から明治20年代までの生まれ([[1882年]] - [[1896年]]生まれ)<!--幕末生まれの子供世代、大正生まれの親世代に当たる-->が、この世代に該当する。
 
子供世代は概ね[[1910年代]] - [[1920年代]]の生まれに当たり、「'''[[世界恐慌]]と[[第二次世界大戦]]に遭遇した世代'''」である。孫世代は概ね[[1940年代]]から[[1950年代]]の生まれであり、'''第二次世界大戦の最中か終結直後に生まれた世代'''である。曽孫世代は概ね[[1970年代]]から[[1980年代]]の生まれであり、[[1990年代]]の「[[アメリカナイゼーション]]」と呼ばれる[[グローバル資本主義]]や世界的不況に遭遇し、日本で「ロストジェネレーション」と呼ばれている'''[[プレカリアート]]が世界的にも多い世代'''である。
 
以下に挙げるように、この1880年代中期 - 1890年代に生まれた人々には、第二次大戦を惹き起こしたり、関与した政治家が非常に多いが、彼らの経験が第一次大戦に根ざしている事は言うまでもない。
 
[[ベニート・ムッソリーニ]]、[[東條英機]]、[[蒋介石]]、[[チャーリールズ・チャップリン]]、[[アドルフ・ヒトラー]]、[[ホー・チ・ミン]]、[[シャルル・ド・ゴール]]、[[近衛文麿]]、[[芥川龍之介]]、[[毛沢東]]、[[ニキータ・フルシチョフ]]、[[パウロ6世 (ローマ教皇)|パウロ6世]]、[[ハイレ・セラシエ1世]]、[[エルヴィン・ロンメル]]、[[ゲオルギー・ジューコフ]]、[[ヘルマン・ゲーリング]]、[[岸信介]]、[[アントニオ・サラザール]]、[[ヴィドクン・クヴィスリング|クヴィスリング]]、[[J・R・R・トールキン]]、[[バーナード・モントゴメリー]]、[[ルカーチ・ジェルジ]]、[[アントニオ・グラムシ]]、[[マックス・ホルクハイマー]]、[[ナジ・イムレ]]、[[ヤン・マサリク]]、[[ジョージ6世 (イギリス王)|ジョージ6世]]、[[フリッツ・ラング]]、[[ルイス・マウントバッテン]]、[[マルク・シャガール]]、[[エーリヒ・マリア・レマルク]]、[[ジョアン・ミロ]]、[[ボリス・パステルナーク]]、[[セルゲイ・プロコフィエフ]]、[[ディエゴ・リベラ]]、[[フランツ・カフカ]]、[[オルダス・ハクスリー]]、[[谷崎潤一郎]]、[[ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン]]、[[マルティン・ハイデガー]]、[[和辻哲郎]]などである。
 
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