「野良犬 (1949年の映画)」の版間の差分

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* タイトルバックの野良犬が喘ぐシーンは、野犬狩りで捕まえた犬を貰い受け、撮影所の周りを走らせた後で撮影したものである。しかし、[[アメリカ]]の動物愛護協会の婦人から「正常な犬に[[狂犬病]]の注射をした」と告発された。供述書を出してこの出来事は幕となったが、黒澤は「戦争に負けた悲哀を感じた」と語っている<ref>[[#小学館2011|小学館2011]]、p.12</ref>。
* 黒澤は、本作を撮り終えた時、俳優やスタッフと別れるのがつらかったと、自伝『蝦蟇の油』に記している<ref>[[#都築2010|都築2010]]、p.161</ref>。
* 村上刑事が銃弾の線条痕を照合するため鑑識を訪れる場面では、鑑識の担当者が別の拳銃を砂箱の中に撃ち込んでいるが、ここでは本物の[[九四式拳銃]]が使われた。
* [[2010年]](平成22年)に公開された『[[踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!]]』では、本作のオマージュが随所に捧げられており、バスの乗客に本作の[[志村喬]]と[[三船敏郎]]と同じ格好をした者がいる。