「悪夢のエレベーター」の版間の差分

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「消化試合ではない人生を送っている人間はどれだけいるだろう」。
 
マンションのエレベーターに乗っていた小川順は気を失う。気が付くと一緒に乗り合わせたのは凶暴そうな安井、[[ゴスロリ]] 少女、マンションの人で、ジョギングに出かけようとしていた牧原。小川は妻・麻奈美の出産の立ち会いに向かう途中だった。非常ボタンは壊れているし、携帯電話も電池切れで助けを呼ぶ手段がない。少女も携帯を捨ててきたといい、責めるとナイフをかざす。小川はどうしてこのマンションにいたかと訊かれる。安井は住民でないことがバレ、富永と偽名を使う。少女はマンションが一番高いから飛び降りるためと告白。超能力者で他人の体に触れると心が読める牧原は少女の心に火に包まれた家が見えるという。引きこもりでカウンセリングのボランティアが来るようになるが、姉が目当てだと分かり、青少年なんとかセンターに放火したという。安井に触ると、刑務所帰りの空き巣狙いでマンションを訪れたことがバレる。小川は5階の愛人の陽子の部屋にいたことが分かる。このまま餓死したらと少女がいうので小川は[[ICレコーダー]]に遺書を録音することになる。しかし、何かがおかしいと小川は思う。
 
2週間前、麻奈美が探偵の安井に夫の本心を聴きたいと依頼。『[[そして誰もいなくなった]]』などサスペンス好きのアルバイトの少女・愛敬香とオカマの牧原が「[[ストックホルム症候群]]」が効きそうな密室で実行。麻奈美からの電話は少女が担当する。ところが、眠らせたはずの小川が死んでしまう。死体を処理しようとして管理人室に行くと、偽だというエレベーターのモニターが動いていて殴り殺す。今度は愛人が屋上から飛び降りようとするので説得にあたるが…。