「ファウスト (グノー)」の版間の差分

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== 作曲の経緯 ==
=== 構想から作曲に至るまで ===
[[1839年]]に[[ローマ賞]]を獲得したグノーは、ローマ留学中の1839年から[[1842年]]までの間に、[[ジェラール・ド・ネルヴァル]]によって[[フランス語]]に翻訳されたゲーテの『ファウスト』を愛読しており、その第一部をオペラ化にすることに興味を抱くようになる。実際にグノーは早くても[[1849年]]頃には、既に教会の場面における音楽の作曲を試みているが、この時点ではまだ構想の段階であったため、作曲は途中で中断することにし、本格的に作曲が始められるのは6年後の[[1855年]]になってからのことだった。
 
[[1850年]]に[[ギリシャ]]の女流詩人を題材にした3幕のオペラ『[[サッポー|サッフォー]]』(''Sapho'')でオペラ作曲家としてデビューを果たす。以降オペラの作曲に全力で注いだが、いずれも失敗に終わっている。