「アーキテクチャ」の版間の差分

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== コンピュータ ==
{{main|コンピュータ・アーキテクチャ}}
[[コンピュータ]]分野では、[[IBM]]が[[System/360]]でこの用語を使用し、以後は広く使用されるようになった(詳細は[[コンピュータ・アーキテクチャ#歴史的観点]])。System/360におけるこで使わた「アーキテクチャ」の定義としては、[[プログラム (コンピュータ)|コンピュータ・プログラム]]から見た機械の標準化され文書化された仕様であり、個々の機種やモデルに特有な実装は含まれていない。具体的には、[[レジスタ (コンピュータ)|レジスタ]]等の仕様、[[CPU]]の[[命令セット]]、[[入出力]]命令である[[チャネル・コントローラ|チャネル]]へのコマンドが、一般購入も可能な[[マニュアル]]として出版された。
 
その後、コンピュータに関する構造や設計全般に「アーキテクチャ」の語が使われるようになり、また歴史を遡り「[[ノイマン型]]アーキテクチャ」や「[[x86]]アーキテクチャ」などにも使われているが、これらは当初からシリーズ化や上位互換を意図して標準化・文書化されたものではなく、[[インテル]]の[[マイクロアーキテクチャ]]などは特定の実装を含んでいる。日本語では「設計思想」などと意訳されることもある。
 
では、CPUの'''[[命令セット]]アーキテクチャ'''の意味のことが多い(前述のSystem/360における定義ではチャネルの仕様が含まれる点が違う)。更には実装を含んだ意味、特定のコンピュータまたはコンピュータシリーズの共通仕様、あるいは企業や組織における採用技術標準化などの意味でも使用されており、代表的な用語には以下がある。
* [[ソフトウェアアーキテクチャ]]
* [[エンタープライズアーキテクチャ]]