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'''保存料'''(ほぞんりょう)とは、食品中にいる[[細菌]]の増殖を抑制し{{Sfn|食品保健研究会(編)|1989|pp=210-211}}、変質、腐敗を防ぐ[[食品添加物]]の一種である。殺菌作用はないため、菌が増殖した後で使用しても効果は見込めない{{Sfn|食品保健研究会(編)|1989|p=211}}
 
主に[[サラミ]]や[[ウィンナー]]などの食肉製品、菓子類および[[漬物]]など様々な[[加工食品]]に使われるが、[[豆腐]]や[[精肉]]などの[[生鮮食品]]に使われることはない。
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[[弁当]]や[[惣菜]]など保存性の低い食品に対し、数日あるいは数時間単位の短期間の[[腐敗]]・変敗を抑制する目的で添加されるものを'''日持向上剤'''(ひもちこうじょうざい)と呼ぶ。
[[サラダ]]、鶏の[[唐揚げ]]や[[照り焼き]]、[[卵]]、[[和え物]]などに対し、[[グリシン]]や[[酢酸ナトリウム]]、ε-ポリリジン、[[pH調整剤]]、[[リゾチーム]]、中鎖脂肪酸ポリグリセリンエステルをはじめとする[[乳化剤]]などが使用される。
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
{{Reflist|group=†}}
=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|editor = 食品保健研究会(編)|others = [[厚生労働省|厚生省]]生活衛生局食品保健課(監修)|year = 1989|title = 知っておきたい食品衛生 六訂版||publisher = [[国立印刷局|大蔵省印刷局]]|isbn = 978-4-17-217507-0|ref = {{SfnRef|食品保健研究会(編)|1989}}}}
 
== 関連項目 ==