「アレクサンドル・ルカシェンコ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
73行目:
[[ファイル:Vladimir Putin with Alexander Lukashenko-9.jpg|thumb|220px|[[2000年]]、[[ロシア]][[ロシア連邦大統領|大統領]]の[[ウラジーミル・プーチン]](右)と]]
[[ファイル:Dmitry Medvedev with Alexander Lukashenko-3.jpg|thumb|175px|[[ドミートリー・メドヴェージェフ|メドヴェージェフ]]大統領と共に(2008年10月25日)]]
ルカシェンコ自身はソ連崩壊後は特定の[[政党]]に所属していないものの、ベラルーシ人民戦線とベラルーシ共産党(KPB)などが[[政権]]を支持する事実上の[[与党]]である。特に共産党とは「ソ連の復活」で一致し、[[レーニン]]像を保護するなど[[容共]]である。大統領就任後、[[ベラルーシの国旗|国旗]]もソ連時代のものに倣った国旗に変更し、前国旗を使用禁止にした。また、大統領就任直後、政府庁舎に掲げられていた旧国章を[[鎌とハンマー]]があしらわれている[[白ロシア・ソビエト社会主義共和国]]の国章に付け替えた(現在はそれを一部修正した[[ベラルーシの国章|現行のベラルーシの国章]]が付けられている)。また、[[ロシア語]]を公用語である[[ベラルーシ語]]と同等とし、強いロシア語化政策およびベラルーシ語の迫害政策を敷いている(国営テレビ放送や、大統領就任式などの国家行事でもベラルーシ語ではなく、ロシア語が使われている)。このため、ベラルーシ語自体が絶滅の危機に瀕しているとされる。
 
ロシア連邦との「[[連邦|連邦国家]]」の実現による両国の政治・経済・軍事などの各分野での両国の統合構想を強く推進し、[[1999年]]12月8日には、当時の[[ボリス・エリツィン]]・[[ロシア|ロシア連邦]]大統領との間で[[ベラルーシ・ロシア連合国家創設条約]]に調印しているが、その後、彼に代わってロシア連邦大統領に就任した[[ウラジーミル・プーチン|プーチン]]らが提唱するロシアによる事実上のベラルーシ併合発言に反発し、両国の統合構想は行き詰ったままである。