「ネルソン・ロックフェラー」の版間の差分

 
== 共和党穏健派のリーダー ==
彼は自らの立場を「人間に関する問題では、私はリベラルだ。一方経済と財政政策に関する問題では、私は保守主義者だ。」としている。[[公民権運動]]に同情的で、人種差別の撤廃を積極的に支持した。他の大半の共和党員と同じく、南部諸州における人種隔離政策に終止符を打ち、人種間の法的な平等を保証する'''[[{{仮リンク|1964年の公民権法]]'''|en|Civil Rights Act of 1964}}を支持した。ロックフェラーは一般に共和党内の穏健派の代表格と考えられている。すなわち、社会問題でリベラルな姿勢をとった。彼のように社会政策に関してはリベラルで、他の問題ではおおむね他の党員と見解を一にする共和党員を「[[ロックフェラー・リパブリカン]]」と呼んだ。
 
しかしロックフェラーは他の分野では他の共和党員と同じ考えを持った。すなわち、政府の市場経済への必要以上の介入に反対し、低い税率、簡素で公平な税制、財政均衡、「小さな政府」を少なくとも表面上は支持した。また「ロックフェラー麻薬法」、アッティカ刑務所暴動に見られるように「法と秩序」の問題では他の共和党員同様強硬で毅然としたスタンスを取った。加えて反共主義者であり、「冷戦の闘士(Cold Warrior)」、[[タカ派]]としての一面もあった。ちなみに[[ヘンリー・キッシンジャー]]は、1968年のキャンペーンにおけるロックフェラーの顧問であった。
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