「ノッチバック」の版間の差分

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[[画像:2012 Toyota Crown-Royal 01.jpg|thumb|240px|right|ノッチバックセダンの例:[[トヨタ・クラウン#14代目 S21#型(2012年 - )|14代目トヨタ・クラウン]]]]
[[画像:Nissan Skyline R32 GT-R 001.jpg|thumb|240px|right|ノッチバッククーペの例:[[日産・スカイラインGT-R#3代目 BNR32型(1989年-1994年)|3代目日産・スカイラインGT-R]]]]
<!--[[画像:Mini cooper 1985.jpg|thumb|200px|none|セミノッチバックの例:初代Mini]]-->
'''ノッチバック'''とは[[自動車]]の形状の1つである。「3ボックス形」と同義であり、[[セダン]]の大部分や[[クーペ]]の一部で、[[キャビン]]と[[トランク]]部分の区別がはっきりした外観の型の[[乗用車]]の総称。
 
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== 概要 ==
[[Image:Samochód nadwozie sedan.svg|200px|thumb|ノッチバック型の例図]]
その名のとおり、明確な「[[ノッチ]]」(Notch:折れ、切欠き、段差)を持った「[[バック]]」(Back:背中)形状で、ルーフパネルは水平で、角度のきつい(立った)リアウィンドウを持つ。水平基調のフォーマルでモダン且つ落ち着いたスタイルを狙う場合に採用される。
 
特にノッチバック型であることを強調する場合は、セダンは「[[セダン#ノッチバックセダン|ノッチバックセダン]]」、クーペは「[[クーペ#ノッチバッククーペ|ノッチバッククーペ]]」と定義付けられることがある。
 
これに対し、リアウィンドウの角度が寝かされ、ルーフからリアエンドまでなだらかな線で降りてくるものを「[[ファストバック]]」([[:en:Fastback|Fastback]])、高めのルーフラインからスパッと切り落としたようなエンド形状を持つものを「[[カムバック]]」([[:en:Kammback|Kammback]])(カムテール、コーダトロンカとも)と呼び、[[レーシングカー]]では[[空気抵抗]]の低減のために、また、実用車ではスポーティー(主に[[クーペ]]にみられる)やアクティビティー(主に[[ステーションワゴン]]や[[ミニバン]]、[[SUV]]などにみられる)の演出のために用いられる。
<!-- 2ボックスに見えるものはセミノッチバックと呼ばれる。初代[[Mini]]がこれにあたる。日本では[[日産自動車|日産]]が初代[[日産・パルサー|パルサー]](前期モデル)、[[本田技研工業|ホンダ]]が[[ホンダ・N360|N360]]、初代[[ホンダ・ライフ|ライフ]]、初代[[ホンダ・シビック|シビック]](前期モデル)、2代目[[ホンダ・トゥデイ|トゥデイ]](前期モデル)でセミノッチバックを採用したことがある。 -->
 
=== セミノッチバック ===
[[Image:Samochód nadwozie lift-back.svg|200px|thumb|セミノッチバック</br>(図はハッチ付)]]
[[画像:Toyota Prius (13).JPG]|thumb|240px|right|ハッチ付セミノッチバック(セダン)の例:[[トヨタ・プリウス#4代目 ZVW5#(2015年 - )|4代目トヨタ・プリウス]]]]
2.5ボックスなどともいわれる、リアデッキ(トランクスペース上面)の[[オーバーハング]]が極端に短いものを、「セミノッチバック」と呼ぶ場合もある。
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