「NHK-FM放送」の版間の差分
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[[識別信号|呼出符号]]は、ラジオ第1や総合テレビに併設されている場合、「JO◇◇」の後ろに「-FM」が付加される(東京:JOAK-FM、長崎:JOAG-FMなど)。大都市圏内のFM単独局([[NHK横浜放送局|横浜]]、[[NHKさいたま放送局|さいたま]]、[[NHK千葉放送局|千葉]])は、末尾に「P」(横浜:JOGP-FM、さいたま:JOLP-FM、千葉:JOMP-FMなど)が指定されている。
[[局名告知]](呼出符号、呼出名称など)は、5時、[[正午]]、19時の[[時報]]前、および放送設備の機器メンテナンスにより、休止の時間が生じる時の国歌演奏終了後(大抵は午前1:01ごろ)に送出される(ラジオ第1と同じ。)。アナウンスのフォーマットは原則として、'''「JO◇◇-FM(呼出符号)」+「NHK+(設置場所の地名)+FM放送(です)」'''であり、東京の場合、NHK[[アナウンサー]]の[[渡邊あゆみ]](現・横浜)の声で'''「JOAK-FM、NHK東京FM放送です」'''とアナウンスされる。以前は男性アナウンサーの声で'''「NHK東京FM放送、JOAK-FM」'''であった。また大阪の場合、以前は女性アナウンスで'''「NHK大阪FM放送、JOBK-FM」'''であったが、現在は'''「JOBK-FM、NHK大阪FM放送です」'''の女性アナウンスに変更された
なお放送休止時は多くの放送局では'''「○○県(○○地方)のFM放送は放送設備の保守(点検)・整備のため、午前5時(ごろ)まで放送をお休みします。ラジオ深夜便はラジオ第1でお楽しみ下さい」'''とアナウンスするが、東京都内向けの放送では'''「FM放送は設備の点検のためこれで放送を終了します。この後FM放送は午前5時からです。ご了承下さい」'''とアナウンスしている。なお一部の地域では、休止前にラジオ第1の県内の周波数をアナウンスする場合がある(これは逆のパターンであるラジオ第1休止日のFMへの迂回を促す放送でもこのパターンを取る局もある)。
2013年4月現在、[[東京スカイツリー]]([[NHK放送センター|NHK東京]]本局、82.5MHz)を筆頭に親局と[[中継局]]合わせて529局(東京スカイツリーの予備送信所である[[東京タワー]]を含めると530局)の[[送信所]]を持ち、
そのほとんどは[[道路交通情報通信システム]](VICS)の多重放送をしている。VICSは、1996年3月から2007年3月まで東京、横浜、さいたま、千葉、大阪、京都、神戸、名古屋の計8局で実施した[[文字多重放送#FM文字多重放送|FM文字多重放送]]のシステムを利用し全国に拡充したものである。
送信所の多くはNHKのデジタルテレビ送信所に併設されている場合がほとんどであり(民放共建も含む。)、FM放送単独(過去にアナログテレビ送信所と併設していたものや民放FMとの共用も含む。)の中継局は比較的少数である。
[[NHK釧路放送局|釧路]]、[[NHK金沢放送局|金沢]]両局の親局では中波放送の送信所に併設されている(両局ともかつてはアナログテレビ放送設備も併設していた。)。
又、[[小笠原諸島]]では、[[2011年]]の放送・通信の伝送に用いられる本土と結ばれる海底光ケーブルの敷設に伴い、[[2013年]][[3月31日]]に父島・母島の両中継局が、ラジオ第1・[[NHKラジオ第2放送|ラジオ第2]]と共に設置され、放送を開始した(中波のラジオ第1・ラジオ第2もFM波で送信されている。)<ref>{{PDFlink|[http://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/newsletter/pdf/no_612.pdf 小笠原村民だより平成25年3月1日]}}p.1(小笠原村)</ref>
。一方、沖縄県[[大東諸島]]は、[[2007年]][[4月1日]]にFM波を使ったNHK(ラジオ第1)・民放([[琉球放送]]・[[ラジオ沖縄]])の中波放送の中継局が設置されたものの、FM放送は現在も開局の見通しは立っていない。
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