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=== 仏教 ===
[[仏教]]の[[経典]]について言えば、冒頭で「このように私は聞いた」(如是我聞)と述べ、[[釈迦]]の説法を聞き写したという体裁をとるのがしきたりで、その内容は[[仏説]]であるという。{{独自研究範囲|「仏説」を[[紀元前5世紀]]ごろの釈迦が話したことを直接の弟子が書き取ったものと定義するならば、|date=2016年3月}}そのようなものは現存しない。『[[阿含経]]』などもっとも古いと思われるものでも早くて[[紀元前4世紀]]、それから長い時間をかけて、徐々に[[結集]]として編集されたものと考えられている。『[[般若経]]』など[[大乗仏教|大乗]][[仏典]]は紀元前後から[[3世紀]]ごろの成立であり、釈迦の時代から大きく離れているため仏説ではないと主張されることもあるが、{{独自研究範囲|成立時期の問題よりも、[[上座部仏教]]と[[大乗仏教]]の間での教義の違いを反映していると言えよう|date=2016年3月}}(→[[大乗非仏説]]を参照)。『[[無量義経]]』『[[仏説盂蘭盆経]]』『[[十王信仰|十王経]]』『[[十句観音経]]』など、原典が[[サンスクリット語]]などの[[インド]]の言葉ではなく、[[中国]]や[[朝鮮]]半島において[[漢文]]で成立したものが[[偽経]](疑経)と呼ばれることもある。
 
=== 儒教 ===
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==== 宗教書の例 ====
*[[仏教]]関係
**[[法華経]]、[[法句経]]、[[阿含経]]、[[般若経]]、[[維摩経]]、[[涅槃経]]、[[華厳経]]、[[法華三部経]]、[[浄土三部経]]([[観無量寿経]]は[[サンスクリット]]原典が存在せず)
**[[周書異記]]
**[[二箇相承]](写本のみが現存)- [[二箇相承#歴史と経緯]]
**[[チベット死者の書]]
*[[アブラハムの宗教]]関連
**[[聖書]]([[旧約聖書]]・[[新約聖書]]) 、[[外典|聖書外典]] 、[[聖書偽典]]
**[[新世界訳聖書]]
**[[モルモン書]](モルモン経)
**『第6ならびに第7のモーゼの書』(著者、出版社とも不明) - ドイツを中心に現在も広く流布している[[グリモワール]]
**[[格庵遺録]](キヨガムヨロク){{要出典|date=2016年3月}} - 16世紀の朝鮮第13代王「明宗」の時の朝鮮大学者・風水地理学者・易術家である南師古(ナムサゴ)(雅号は格庵)(天文学者、1509―1571年)が、少年時に金剛山へ行き、仙人から天機を得て、著作した「とされる」預言書(予言書)だが、韓国のTV番組「[[PD手帳]]」で偽書であることが明らかにされた。現存する本は1944年に「李桃隠」という人物が筆写した「とされる」物で、[[漢文]]ではなく、日本統治時代以降に普及した「漢字・ハングル混合文」で書かれており、[[ハングル]]の綴りが最近の物であり、更には、明治の日本人が考案した「[[科学]]」や「[[共産]]」といった単語が使われている。[[日韓併合]]や[[朝鮮戦争]]が起こることや、更には、[[電車]]や[[飛行機]]の登場まで予言している。格庵遺録は1977年に、「李鑛世」(「李桃隠」と同一人物とされる)によって、ソウルの[[韓国国立中央図書館]]に寄贈されたことで、初めて世に出た。李鑛世は「天父教」というキリスト教系新興宗教団体に属しており、格庵遺録は『「天父教」の教主である「[[朴泰善]]」<ref>文鮮明と同じく、「鄭得恩」([[丁得恩]])に[[血分け]]をして貰い、「救世主」となった人物。</ref>が救世主である』ことを証するために書かれたものであった。格庵遺録は1991年以降、[[世界基督教統一神霊協会]]の[[文鮮明]]によって、内容を一部捏造された上で再利用された<ref>これは、朴泰善と文鮮明は共に、[[金百文]]の[[イスラエル修道院]]で学んだために、教義に共通点が多かったので可能なことであった。</ref>。韓国新宗教歴史研究所が、『南師古預言書には、文という姓を持った者が、以北から南韓に来るという記録も何もない』事実を明らかにし、抗議したところ、世界基督教統一神霊協会側は『文鮮明は南師古預言書を見たことがないし見る必要もない』と返答した。
**[[世界基督教統一神霊協会|原理講論]]
**[[格庵遺録]](キヨガムヨロク) - 16世紀の朝鮮第13代王「明宗」の時の朝鮮大学者・風水地理学者・易術家である南師古(ナムサゴ)(雅号は格庵)(天文学者、1509―1571年)が、少年時に金剛山へ行き、仙人から天機を得て、著作した「とされる」預言書(予言書)だが、韓国のTV番組「[[PD手帳]]」で偽書であることが明らかにされた。現存する本は1944年に「李桃隠」という人物が筆写した「とされる」物で、[[漢文]]ではなく、日本統治時代以降に普及した「漢字・ハングル混合文」で書かれており、[[ハングル]]の綴りが最近の物であり、更には、明治の日本人が考案した「[[科学]]」や「[[共産]]」といった単語が使われている。[[日韓併合]]や[[朝鮮戦争]]が起こることや、更には、[[電車]]や[[飛行機]]の登場まで予言している。格庵遺録は1977年に、「李鑛世」(「李桃隠」と同一人物とされる)によって、ソウルの[[韓国国立中央図書館]]に寄贈されたことで、初めて世に出た。李鑛世は「天父教」というキリスト教系新興宗教団体に属しており、格庵遺録は『「天父教」の教主である「[[朴泰善]]」<ref>文鮮明と同じく、「鄭得恩」([[丁得恩]])に[[血分け]]をして貰い、「救世主」となった人物。</ref>が救世主である』ことを証するために書かれたものであった。格庵遺録は1991年以降、[[世界基督教統一神霊協会]]の[[文鮮明]]によって、内容を一部捏造された上で再利用された<ref>これは、朴泰善と文鮮明は共に、[[金百文]]の[[イスラエル修道院]]で学んだために、教義に共通点が多かったので可能なことであった。</ref>。韓国新宗教歴史研究所が、『南師古預言書には、文という姓を持った者が、以北から南韓に来るという記録も何もない』事実を明らかにし、抗議したところ、世界基督教統一神霊協会側は『文鮮明は南師古預言書を見たことがないし見る必要もない』と返答した。
*[[神道]]関係
**[[竹内文書]] - [[皇祖皇太神宮天津教|天津教]]という宗教の教典でもある。