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'''交感神経系'''(こうかんしんけいけい、{{lang-en-short|Sympathetic nervous system, SNS}})は、[[自律神経系]]の一つ。「闘争と逃走の神経(英語ではFight and Flight)」などとも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する。「'''交換'''神経」は誤字。
[[File:Blausen 0838 Sympathetic Innervation.png|thumb|300px|交感神経系の分布]]
'''交感神経系'''(こうかんしんけいけい、{{lang-en-short|Sympathetic nervous system, SNS}}、{{lang-la|pars sympathica divisionis}})は、[[自律神経系]]の一つ。「闘争と逃走の神経(英語ではFight and Flight)」などとも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する。「'''交換'''神経」は誤字
 
== 舌間 ==
末梢の交感神経線維は胸髄・腰髄の[[側角細胞]]に始まる。ここから出た神経線維は[[交感神経幹]]神経節(椎傍神経節)またはさらに末梢の[[椎前神経節]](腹腔神経節・上腸間膜神経節など)に至り、ここで次の[[ニューロン]]に交代して末梢の[[効果器]]に分布している。このように交感神経は2つの神経線維の連絡から成り立っており、[[神経節]]までの線維を[[節前線維]]といい、交代した神経節から先の線維を[[節後線維]]という。なお、1つの節前線維に複数の節後線維が接続していることも多い。 
 
胸髄上部から出た交感神経線維は上に向かい頚部交感神経節(上・中・下頚神経節)でニューロンをかえ、頭頚部や[[上肢]]、[[心臓]]、[[肺]]などに分布する。一方で、胸髄中・下部の線維は[[大内臓神経]]、[[小内臓神経]]などとして、交感神経幹を通過し、腹部の[[腹腔神経節]]などでニューロンをかえて腹部の臓器に分布する。また、腰髄上部からの交感神経線維は[[腰内臓神経]]を伝って下腸間膜神経節に入りニューロンをかえ、腹部から骨盤部の臓器に分布している。 
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== 機構 ==
*[[神経伝達物質]]
:[[アドレナリン]]、[[ノルアドレナリン]]
 
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*腎臓
**β受容体
***傍糸球体細胞→[[レニン]]分泌↑
**α受容体
***尿細管→Na再吸収↑
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== 関連 ==
*[[神経]]
*[[自律神経系]]
*[[副交感神経]]
*[[多汗症]]
*[[胸腔鏡下胸部交感神経遮断術]]([[ETS]])
 
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[[Category:生物学|こうかんしんけいけい]]
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*[[Category:神経]]