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[[硫化亜鉛]] (ZnS系) や[[アルミン酸ストロンチウム]] (SrAl<sub>2</sub>O<sub>4</sub>系) が知られる。通常、[[無色]]に近い乳[[白色]]をなしている。
 
1900年代初頭、[[時計]]の文字盤や計器盤等の夜間視認を可能にする夜光塗料が発明された。夜光塗料の材料には、初期には自発光物質である[[ラジウム]]化合物や[[プロメチウム]]化合物、[[トリチウム]]が使用され、その後に硫化亜鉛系やアルミン酸ストロンチウム系の蓄光([[燐光]])物質が開発された。
 
自発光物質とは、放射性物質を応用し、[[放射線]]により持続的に[[蛍光]]物質を光らせるものである。
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</ref>。
 
地球環境の保全が叫ばれ始めたことをきっかけとして[[1990年代]]に時計業界では自発光物質を使った塗料の使用が世界中で中止された。以後の時計のダイヤルには蓄光物質のみを使った夜光塗料(蓄光塗料)や、自発光物質([[トリチウム]])を小型ガラスチューブに封入したものが使用されている。
 
== 用途 ==