「蟬しぐれ」の版間の差分

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; 島崎与之助
: 文四郎と同い年。郷方廻りの次男。剣の腕はさっぱりだが、居駒塾では始まって以来の秀才と呼ばれ、時には師に代わって論語を講義することもあった。15歳の秋に、江戸の葛西塾で学ぶために海坂を離れた。
: 江戸に行った3年後、師の葛西蘭堂のとして海坂藩に初めて一時帰国して、[[藩校]]三省館での特別講義の一部を担当した。それが評価され、これ以降は江戸での留学費用は藩が負担してくれるようになった。また、この時、文四郎はふくの[[江戸藩邸]]での様子を知らせてくれた与之助にだけ、ふくに対する複雑な気持ちを吐露した。
: 20歳の時、江戸での学業を終えて帰国。藩校で助教となる。このときも、ふくが密かに帰国して欅御殿にかくまわれ、しかも妊娠しているという情報を文四郎にもたらした。
: 欅御殿事件の後、文四郎に[[刺客]]が放たれたという話を盗み聞きし、逸平を通じて文四郎に警告した。