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'''戦間期'''(せんかんき、{{lang-la-short|interbellum}}、{{lang-en-short|interwar period}})
世界史全体に関わるが、特に[[ヨーロッパ史]]で重要である。
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[[1929年]]から[[1939年]]までは、[[大恐慌]]と[[ファシズム]]の台頭に見舞われた危機の時代である。この時代の前半は倒産と大量失業で経済と生活がどん底に落ち込み、自国産業の保護の為[[ブロック経済]]体制が取られた。新興の民主主義体制は次々に覆され、ファシズム体制か類似の権威主義体制にとってかわられた。後半には経済の下落に歯止めがかかったが、真の経済回復は訪れなかった。末期にはドイツとイタリアが近隣諸国を軍事力で脅かし、軍事的緊張が昂進した。
== アメリカ ==
第一次世界大戦終結後のアメリカは、国土が大戦の被害を受けなかったこともあり「[[狂騒の20年代]]」と呼ばれた好景気の時代であった。ところが、[[1930年代]]の[[世界恐慌]]の時代には、失業率が25%に達する状態であり、失業対策として[[フランクリン・ルーズベルト]]政権は「[[ニューディール政策]]」を実行した。
== 日本 ==
日本でも、第一次大戦の最中は船[[成金]]が勃興した(暗がりで紙幣を燃やして「どうだ、明るくなったろう」と述べる風刺画は有名)[[大戦景気 (日本)|大戦景気]]の時代で、[[1980年代]]末期~[[1990年代]]初期の[[バブル景気]]と似た時代であった。
ところが、第一次大戦終結後の[[1920年]]になると[[株価]]が下落して[[戦後恐慌]]が始まり、[[1923年]]には[[震災恐慌]]、[[1927年]]には金融機関の破綻が相次ぐ[[金融恐慌]]など慢性的な不況に陥り、[[1930年代]]初頭は世界恐慌の影響で「[[娘の身売り]]」や「[[大学は出たけれど]]」のことばで知られる[[昭和恐慌]]の時代であった。
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* [[林健太郎 (歴史学者)|林健太郎]] 『両大戦間の世界』、講談社〈講談社学術文庫〉、1976年。▼
* [[E・H・カー]]▼
== 関連項目 ==
*[[狂騒の20年代]]、[[ジャズ・エイジ]]
*[[世界恐慌]]
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*[[戦前派]] [[戦間期世代]]([[:en:Interbellum Generation]])
*[[戦後]]
▲* [[林健太郎 (歴史学者)|林健太郎]] 『両大戦間の世界』、講談社〈講談社学術文庫〉、1976年。
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[[Category:戦間期|*]]
[[Category:20世紀の世界史]]
[[category:1920年代]]
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