「エミュレータ」の版間の差分

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コンピュータ分野で使われることが多い用語だが、もともとは機械装置全般に使う言葉である。判りやすく言えば、機械を真似る機械である。
 
ある機械部品やソフトウェアをさせるのに、オリジナルのシステムを用意するのが難しい場合に、オリジナルと全く同じ動作をするより簡便なシステムを用意することがある。この装置をエミュレータと言う。エミュレータの上で、させたいソフトウェアや機械部品をオリジナルと全く同じように機能させられる。機械装置やハードウェアだけでエミュレータを作成したり、ソフトだけで作成したり、あるいはその両方を同時に使う。
 
たとえば、巨大な[[工作機械]]や[[航空機]]などは装置全体を使ってテストをすることが困難である。そこで、テストする部品以外の部分をエミュレータで代用する。あるいは反対に、一部の部品をエミュレータに置き換え、極端な負荷をエミュレータから発生させて、システムの耐久性をテストしたりする場合などにも使われる。
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また広く使われているものとしては、[[プログラマブルロジックコントローラ]]がある。これは[[継電器|リレー回路]]で構成された制御装置を特殊なコンピュータで模倣したエミュレータだが、リレー回路より使い勝手が良いので、今では、フェールセイフ回路、動力回路を除いて本物のリレー回路が制御装置として新たに使われることはほとんどない。
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異なるハードウェアやソフトウェアの機能、環境などを、ハードウェアを利用したり、また、全てをソフトウェア技術でシステムの一部や全てを完全に模倣しようとする技術である。
 
==上記項目以外のエミュレータ==