「ホワイトハウス」の版間の差分

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* 以前はその内部見学ツアーが有名で、必見の観光名所となっていた。隣接する「見学センター」において、簡略的な事務手続きを行うことにより、基本的には、誰でも、そして、事情の許す限り、いつでも、構内を見学することが可能である。アメリカ合衆国大統領側近、及び、ファーストレディ、そして、幸運であれば、アメリカ合衆国大統領と出会う機会に恵まれる場合も存在すると言う。現在、10人以上の団体となり、六ヶ月前まで予約で、アメリカ合衆国連邦議会議員の経由により、バック・グラウンド・チェックに同意する必要がある<ref>[http://www.whitehouse.gov/history/tours/ Tours & Events] White House</ref>。
* ホワイトハウスそのものに[[アメリカ合衆国シークレットサービス]]や[[合衆国議会警察]]、[[ワシントンD.C.首都警察]]の[[SWAT]]により、厳重な[[警備]]が敷かれている。レジデンスの屋上には、[[狙撃銃]]と[[双眼鏡]]を携帯する特別要員が、24時間態勢で、ホワイトハウス周囲の警備に当たっており、法令上、彼らには、アメリカ合衆国大統領やアメリカ合衆国大統領府に重大な脅威になると判断し得る侵入者が存在する場合、その人物を一存で[[狙撃]]可能である権限が付与されている。ただし、それではいかにも物騒なので、通常彼達は地上からは見えない物陰などに隠れ、周囲の観光客等に可能な限り不要な心配をさせない様に配慮されている。レジデンスの屋上で人影が動くのを見かけたら、それは、要員の交代や移動と考えて良いであろう。更に、上空からの攻撃への警備として、[[スティンガーミサイル]]も装備されていると言われる。スペックに関する詳細は、すべて公表されてはいない。
* [[中国語]]では「白宮」、[[戦前]]の[[日本]]では「白亜館」と表記された。
* 外壁は純白だと思われがちであるが、実際には「クリーム・ホワイト」という黄味がかった白である。純白であると、太陽光線の作用により、やがて、褪色して色調が変化するが、クリーム・ホワイトの外壁の場合、純白の場合とは異なり、褪色により、色調が変化する心配がない。また、感光式のカメラでは、純白の塗装面を晴天下でカラー撮影すると、レンズに空の色が入り込み、色調が、青色変色する現象が誘発されるが、クリーム・ホワイトの場合、感光式のカメラによるカラー撮影による青色変色それを予防する効果がある。
* 構内は全館禁煙。[[ビル・クリントン]][[政権]]時代、当時、ファーストレディであった[[ヒラリー・クリントン]]により導入された。
* 敷地構内には菜園が存在する。2009年、[[バラク・オバマ]]アメリカ合衆国大統領夫人である[[ミシェル・オバマ]]の提案により、[[オーガニック]]野菜を栽培する為、菜園が創設された。それ以前には、[[エレノア・ルーズヴェルト]]アメリカ合衆国大統領による「勝利農園」と呼称される農園が営まれた例が存在する<ref>[http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37087820090322 「米大統領夫人、ホワイトハウスに家庭菜園」(ロイター、2009年3月22日)]</ref>。