「暴露ウイルス」の版間の差分

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まず第一に、これらの事件が多発する背景には、コンピュータのセキュリティ知識に乏しいコンピュータ利用者が安易に[[ファイル共有ソフト]]に手を出している現状が挙げられる。ファイル共有ソフトのネットワークには、多種多彩・魅力的な多数のソフトウェアやデータ類が出回っている。しかしその中には、魅力的なファイルを装ったウイルスも多数存在している。
 
特にコンピュータのセキュリティ知識に乏しい人の場合、アイコンがフォルダや書庫ファイルのものに偽装されている実行ファイルや[[スクリーンセーバー]]([[拡張子]]は.exe、.com、.scrなどが多いが、[[Microsoft Windows|Windows]]ではデフォルトでは拡張子が表示されないことや、拡張子を表示するよう設定しても長いファイル名は拡張子が省略されて表示されてしまう。)を誤って初心者などはつい[[ダブルクリック]]で実行してしまったり、ウイルス対策ソフトや[[ファイヤーウォール]]による警告を無視したり、感染に気づかず使い続けたりしがちである。そのため、被害に遭いやすい。
 
第二に、ウイルス作者が野放し状態になっていることも挙げられる。ウイルス作者のほとんどは[[故意犯]]もしくは[[愉快犯]]である。ネットワーク上に放出する行為は[[電子計算機損壊等業務妨害罪]]等の罪に問われるが、2008年現在、コンピュータウイルス製作者を処罰する法律は日本には無い。これらのウイルス作成者が検挙されれば、新たなウイルスの制作への抑止力につながる事も考えられる。