「過給機」の版間の差分

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燃焼室に[[混合気]]を吸入し圧縮する[[火花点火機関]]では、過給により混合気が高温高圧となって[[デトネーション]]が発生しやすくなるため混合比や最大過給圧を緻密に制御しなければならないのに対し、空気のみを圧縮する[[ディーゼルエンジン]]はその心配がない。また、ディーゼルエンジンは正常燃焼する空燃比の幅が広く、過給機によって送られた空気の流れを妨げるスロットルバルブを持たないこともあり、過給機との相性が良い。いずれの場合もエンジン強度に応じて最大過給圧が定められていて、[[ウェイストゲートバルブ]]などで圧力が制御される。
 
[[モータースポーツ]]によって、自然吸気エンジンに対して排気量制限することがあるが、過給を許している場合は自然吸気より少ない排気量に設定されたり、その最大過給圧に制限が加えられること多い。<!--[[1988年のF1世界選手権]]では、自然吸気エンジンが上限排気量3,500ccだったのに対して、ターボエンジンは排気量1,500cc+最大過給圧2.5barに制限されていた。--><!-- ←過渡期のためこの頃の規制値は毎年変更されており、典型例として見るには無理があるのではないか? -->JAFの国内競技規則によると、スピード競技の場合は過給機付きの車両は排気量を1.7倍して排気量別クラスに分類される<ref>国内競技規則 第3編</ref>。
 
== 代表的な種類 ==