「星間雲」の版間の差分

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'''星間雲'''(せいかんうん)はわれわれの、[[銀河系内や]]を含む[[銀河|銀河系外星雲]](小宇宙、外宇宙ともいう)られるガス・[[プラズマ]]・[[宇宙塵|ダスト(塵)]]のあつまりを総称したものである。別の言い方をすれば、星間雲とは星間領域において星間物質の密度が周囲より高い領域のことである。[[水素]]を例に取ると、雲の濃度・大きさ・温度および他の天体からの[[電磁波]]などにより星間雲中の水素は中性(または[[基底状態]])のH I領域(原子雲)、[[イオン]]状態(または[[励起状態]])の[[HII領域]](プラズマ雲)、分子状態(分子雲)になる。またその密度の違いにより低密度雲、高密度雲に分けられる。
 
[[画像:interstellar.cloud.arp.750pix.jpg|thumb|あらたに誕生した200個以上の恒星が洞穴のような形をしたガス状の星間雲に散在する ([[NGC 604]]) 。恒星が高エネルギーの[[紫外線]]をガスに照射すると、ガス中の[[原子]]は[[電子]]をはぎとられて励起状態になる。するとこの星雲はこの原子に特有の[[輝線]]を発する[[輝線星雲|発光星雲]]になる。]]