「柏木 (源氏物語)」の版間の差分
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== あらすじ ==
[[光源氏]]の48歳一月から四月までの話。
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三月に薫の五十日の祝いが催され、薫を抱き上げた源氏はその容姿の美しさに柏木の面影を見て、さすがに怒りも失せ涙した。一方夕霧は事の真相を気にしながら、柏木の遺言を守って未亡人となった落葉宮の元へ訪問を重ね、そのゆかしい暮らしぶりに次第に心惹かれていった。
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== 人物 ==
[[頭中将]]の[[嫡男]]で、母は[[桐壺帝]]の[[右大臣の四の君]]。同母兄弟に[[紅梅 (源氏物語)|紅梅]]、[[弘徽殿女御]]がいる。『源氏物語』第二部の重要人物。上記のように「柏木」とは本名ではなく、官位・巻名から付けられた通称である。
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いまわの際に落葉の宮との対面を望むが、彼を偏愛する両親に妨げられてこれは果たされず、夕霧に後事を託した。また死後に形見の笛が夕霧に贈られた際、夕霧の夢枕に立って我が子(薫)に伝えてほしいとほのめかした。
▲[[Image:Genji emaki Kashiwagi.JPG|400px|thumb|left|『源氏物語絵巻』柏木 病床にある柏木と夕霧との対面]]
== 外部リンク ==
*[[渋谷栄一]]による定家本の[http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/text36.html 本文]・[http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/version36.html 現代語訳]・[http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/note36.html 注釈]
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