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SD-Audio自体は[[MP3]]に代表されるような音声圧縮の[[ファイルフォーマット]]ではない。もともと[[SDメモリーカード]]には[[CPRM]]による著作権保護機能が備わっており、これを利用して音声データファイルを暗号化する規格である。暗号化前の元データとしてはMP3、[[AAC|MPEG2-AAC]]、[[HE-AAC|MPEG2-AAC+SBR]](HE-AAC)、[[Windows Media Audio|WMA]]がサポートされている<ref>[https://www.sdcard.org/jp/developers/overview/sd_apps/sd-audio/index.html SD-Audio - SD Association]</ref>。
 
SD-Audioの特徴のひとつは、ファイルの移動を実現したことである。通常パソコンにおいては、移動と称した動作であってもファイルを複製したのち、古いほうを削除することになる。この複製と削除を一連の動作として確実に実施することで、複製を制限することが目的のひとつであった。CPRMを用いた暗号化とSDカード内の秘匿領域の利用により、データの複製後の削除を確実なものとし、たとえファイルをバックアップしておいたり、データ復元ソフト等で戻そうとしても復元不可能とすることが実現できている<ref>[https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2003/06/58_06pdf/a09.pdf SD カードのコンテンツ保護]</ref>。
SD-Audio関連のSD Cardのアプリケーション規格としては[[MIDI]]の音声データを格納する[[SD-Sound]]、ボイスレコーダ用の[[SD-Voice]]がある<ref>[https://www.sdcard.org/jp/developers/overview/sd_apps/index.html SDアプリケーションフォーマット - SD Association]</ref>。
 
これらの著作権保護をおこなうため、パソコンからSDメモリーカードに記録する際の操作には専用のソフトウ([[と、セキュア対応のSD-Jukebox]]など)カードリーダーを用いて音声データファイルを暗号化して書き込まなければ対応機器は音楽ファイルとして認識しいけない。
またSDメモリーカードへ対応機器は、正規手続きで暗号化して書き込みには、セキュア対応のSDカまれたデドリーダーを用いタでなければいけ音楽ファイルとして認識しない。また、パソコンに内蔵されているSDカードリーダーや市販されているUSB接続のSDカードリーダーの多くはセキュア対応しておらず、SD-Audioの転送に使用することができない。多くのSD-Audio製品は付属のケーブルを用いてパソコンと接続することができ、それ自身がカードリーダーとして動作するため、必ず別途カードリーダーを買わなければ利用できない、というものではないが、ユーザーが誤解をしやすい。
 
SD-Audio関連のSD Cardのアプリケーション規格としては[[MIDI]]の音声データを格納する[[SD-Sound]]、ボイスレコーダ用の[[SD-Voice]]がある<ref>[https://www.sdcard.org/jp/developers/overview/sd_apps/index.html SDアプリケーションフォーマット - SD Association]</ref>。
またSDメモリーカードへの書き込みには、セキュア対応のSDカードリーダーを用いなければいけないが、パソコンに内蔵されているSDカードリーダーや市販されているSDカードリーダーの多くはセキュア対応しておらず、SD-Audioの転送に使用することができない。多くのSD-Audio製品は付属のケーブルを用いてパソコンと接続することができ、それ自身がカードリーダーとして動作するため、必ず別途カードリーダーを買わなければ利用できない、というものではないが、ユーザーが誤解をしやすい。
 
== 衰退 ==