「シェルノサージュ〜失われた星へ捧ぐ詩〜」の版間の差分

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{{不十分なあらすじ|date=2013年6月}}
== ストーリー ==
 
プレイヤーが持っているPS Vitaが、7次元先(『世界』の概念の[[次元]]<ref group="注釈">土屋氏の世界観では4次元が「時間軸」、5次元が「可能性軸」、6次元が「集合的無意識」、7次元を「世界」と設定されている。</ref>)の世界にいるイオンが手に入れた古い機械と繋がった。プレイヤーはイオンとコミュニケーションを取りながら、イオンの心の世界をシャールで修復しイオンの記憶を蘇らせる事になる。
: 惑星ラシェーラは膨張し続ける太陽の脅威にさらされていた。ラシェーラの住民は惑星移住を提唱する「天文」と、詩魔法を使って太陽と惑星を再生させようと提唱する「地文」の二つに分かれていがみ合っていた。
 
: 天文総裁リーヴェルトは、独自の技術で異次元の魂をラシェーラに呼び出す。リーヴェルトは呼び出した魂に、天文皇女イオナサル(イオン)となって皇位継承の儀を制し、崩壊の危機にあるラシェーラを救うよう要求する。イオンは承諾する。皇位継承の儀が始まる。イオンは皇帝候補として各地を回り、持ち前の優しさと異次元の力で人々を助け支持者を増やしていく。
イオンの記憶では、彼女がいる惑星『ラシェーラ』が、[[恒星進化論|寿命を迎えた]][[太陽]]の脅威にさらされていた。ラシェーラの住民もまた、惑星移住を提唱する『天文』と、詩魔法を使って太陽と惑星を再生させようと提唱する『地文』、それぞれの組織と支持者によって世論は真っ二つに割れ、世界は疲弊していった。そんな中、皇帝の代替わりが行われることになり、天文と地文はそれぞれお互いの息がかかった皇女を皇位継承者として擁立することになる。
: 途中、イオンは自分と同じように異次元から連れてこられたという少女ネロと出会う。ネロはイオンを利用して元居た次元に戻ろうとするが不成功に終わる。ネロは一旦帰還することを諦め、イオンと和解する。
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: 天文らしくないイオンの振る舞いに不満を募らせたリーヴェルトは、イオンを「再教育」しようとする。だがレナルルら部下の裏切りによって失敗し、天文最高位の座を追われる。権威を失ったリーヴェルトは暴走し、ネロの異次元の力を使って自分と一部の天文支持者だけで惑星移住を果たそうとする。だが失敗し次元の狭間に飲み込まれる。リーヴェルトの行動がきっかけで惑星ラシェーラが急速に崩壊を始める。
===試練編===
: イオンが新たな皇帝に任命される。惑星の再生が不可能になったため、イオンは天文が提唱していた惑星移住によってラシェーラの民を助けようとする。だが寸前のところでネロの介入を受けて失敗する。ネロはイオンの身体を乗っ取り彼女の精神を破壊すると、ラシェーラ人を犠牲にして元居た次元へ帰ろうとする。しかしイオンが自害しようとしたため失敗に終わる。イオンは意識を失い、ネロは負傷した彼女を連れてどこかへ消え去る。
==== 第一幕 始まりの刻 ====
: イオンはネロによって精神世界に閉じ込められる。記憶も力も失ったイオンは精神世界を彷徨う。散歩中、イオンは壊れた機械を見つけそれを直す。その機械は別次元と繋がり、イオンは名前も姿も分からない誰かと出会う。見知らぬ何者かの協力によりイオンは少しずつ記憶を取り戻す。記憶が完全に修復されると、イオンは自分がネロに囚われていることを自覚する。イオンはネロを止めるために精神世界からの脱出を決意する。そして機械の電源を落とし見知らぬ何者かとの接続を断つ。
ラシェーラの次期皇帝を決めるための皇位継承の儀が開始され、天文皇女イオナサル(イオン)と地文皇女カノイール(カノン)がそれぞれ旧市街地へ送り出される。待ち構える群衆に対して皇帝候補として堂々たる態度を見せるカノンに対し、何も知らずに怯えきったイオンは終始逃げ惑い、翻弄される。その後、万寿沙羅の路頭に迷っていた所バーストが発生する寸前の所でター坊と名乗る少年に拾われ、彼の母親ルウレイの経営する雑貨屋「縷縷」に一応の居場所を得る。その後イオンはター坊やその友人プラムやキャスとの親交を深めていくが・・・。
==== 第二幕 天地咆吼 ====
巨大な花を咲かせる詩魔法によって万寿沙羅に迫っていたバースト直撃の危機を救ったイオンは、万寿沙羅を後にして次なる街としてコロン・夢の珠へと向かう。夢の珠では現地の天文区長パリーに迎えられ、この地が断線による重力消失に悩まされていることが知らされる。さらに時を同じくして対立候補であるカノンもまた夢の珠を訪れている中、突然イオンの元をネイと名乗る少女が訪ね、行動を共にしていくこととなる。
==== 第三幕 それぞれの決意 ====
夢の珠での出来事から傷心のイオンは、ネイの提案によりTzチューブカンパニーへの招待を保留して彼女の住むコロン・プラネタリー・メゾンへと向かうことになる。ネイとのやりとりや彼女の踊り子としての仕事ぶりなどを目の当たりにしたイオンは、皇帝候補としての自覚と自分にも何か想いを伝える手段が無いかという事を改めて意識するようになる。それに対してネイは、丁度開催されようとしていた年に一度のプラネタリー・メゾン最大級のイベント、ラシェーラ・スターライトへの参加を持ちかける。
==== 最終幕 宝石とこころ ====
イオンとネイはそれまで先送りにしていたネプツールの招待を受けてTzチューブカンパニーへと向かう。そこでは新世代シェルノトロンの中枢であるネプトロンが研究されており、イオンに「ダイバー」としてそのネプトロンとの同調を頼まれる。一方キャスを人質に取られる形で強力のため同じくカンパニーにやって来ていたグレイコフは、同行していたター坊に自らと同調させたシェルノトロンを持たせてキャスの救出を託す。その後開始された起動実験は不調で中断されたかに見えたが・・・。
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===崩壊編===
==== 第一幕 わかちあい ====
Tzチューブカンパニーでの事件に関する聴取などのため、情報集約都市アルメティカにあるPLASMA本部へと連れられてきたイオンは、そこで皇位継承の儀以前からの知り合いであったレナルルと再会する。その後、同行するジェノムであるテレフンケンの故郷がここアルメティカであるとの事から、一時的な外出を許可されたイオンは、先の事件によりシェルノトロンの使用規制がかけられるようになり、シェルノトロンに依存する民衆からは大きく反発が高まっている様を目にする。そんな中、人々の救済に当たっていたカノンと再会したイオンは彼女の協力を得て、真相を得るために街その物であるジェノム・アルメティカとの同調を行う。一方カノンもまた、自身の生まれの秘密の真相を知るために、アルメティカとの対話を行っていた。
==== 第二幕 偽りと真実の詩 ====
カノンを縦貫坑道に送り出した事で再度PLASMAに拘束されたイオン達だったが「クオンタイズ」を名乗る集団によって脱出し、コロン・フォーシーズンへと移動する。そこでイオン達を迎えたのは組織のリーダーでありまたネプツールの娘、そして度々イオンに協力していた「ノエル」であるサーリ・プランクであった。自らもカノンを追うために縦貫坑道に向かうことを頼むイオンに対して、サーリはイオンの存在自体が生み出す世界への危険性を指摘する。その後、案内の条件としてサーリの通う学園の学園祭を回る一行は、ネプトロン開発のきっかけになったという研究者、ジルと対峙する。そこでター坊がレオンに乗っ取られている事や、ネイがジルと繋がりがあるということなどが発覚するが、生命維持を行うG2トロンを停止されたサーリの病状は急激に悪化し、死期が迫っていた。
==== 第三幕 次元崩壊 ====
縦貫坑道の最深部「ジェノミライ研究所」へと辿り着いたイオンとサーリは、そこで既に亡くなっていたと思われていた研究者、クラケットに出会い、先んじてやって来ていたカノンとも再会を果たす。クラケットは異なる世界から連れてこられたイオンの存在がラシェーラに崩壊の要因になっており、イオンを元の世界へと還すことを計画している事を語る。一方、同じくジェノミライ研究所にやって来ていたジルは、サーリを人質に取ってシェルノトロンサーバーからレオンの本体、ネロを解放する。ジルの目的はネロの内部に存在するかつての研究者であるウンドゥと再会し、そしてそのためにネロを元の世界へと還すことであった。
 
==== 最終幕 覚醒 ====
ジェノミライ研究所においてネロが元の世界へ送り出され、イオンが"死亡"してから二年後、サーバーであったネロがいなくなったことによるシェルノトロンの喪失により天文の権威は失墜し、地文による統治が行われるようになっていた。しかし、それでもなおバーストを始めとする世界の崩壊が止まることは無く、人々は危機から脱せずにいた。その状況下で、ジルに危機感を覚え袂を分かっていたサーリとクラケットは縷縷に身を寄せていたが、目立った行動を起こせずにいた。しかしある時消息を絶っていたネイと再会し、ネイとチェインしていたウンドゥから現在地文が進めようとしている「セーブ・ベゼル計画」の実態、ネロの魂は正常に元の世界へと帰還できていないこと、そしてイオンの魂はまだこの世界にあり、それを改めて送り出そうとしている事を知らされる。そして現在の状況を打開するためにイオンの俯瞰視点を利用した「6軸移動」によって状況を溯り、原因を探り出すことを告げるのだった。
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===皇帝編===
==== 第一幕 七次元の彼方 ====
6軸移動によって時間を溯り、ネロを送りだそうとしていたジルを阻止したネイ。その後イオン、ネロ、サーリは負傷したカノンが治療を受けているという天文の航中移民船ソレイルへと案内される。同時刻、キャス、ター坊、白鷹の三人はコロン・フォーシーズンでの出来事以降の記憶が曖昧なままでソレイルの表層に設置されているテーマパーク「ぱれす・にゅろきーる」のアトラクションを楽しんでいた。外出許可のパスを与えられ、レナルルに連れ出されていったイオンをよそに、ネロ、サーリもまたにゅろきーるへ向かう。生身の身体を得た事により空腹に悩まされるようになったネロは、丁度その場を通りがかっていたキャス達三人と遭遇する。ネロは「ウルゥリィヤ」と名乗り、その後追いついたサーリも含めてキャス達に同行して一緒ににゅろきーるを回ることになるのだった。
==== 第二幕 親愛なるセカイへ ====
ぱれす・にゅろきーるに仕込まれた洗脳電波を解除するために電波塔へと侵入していたキャス、サーリ、ネロは警備の手から逃れるために縦坑を飛び降り、ソレイル内部へと辿り着く。その直後に遭遇したジルの罠にはまる形で捉えられ、キャスのみがその場から逃げ延びる。同じ頃、PLASMAの新たな特務総監に任命されたレナルルの会見が行われていた。一方イオンは回復したカノンと二人が共に皇帝になるべき素性ではない事を知りつつも、それでも世界を救うためのの決心を新たにしていた。夢の珠で資料回収を行っていたネイとクラケットもソレイルに戻った後に軟禁状態に置かれ、異なる可能性軸で得ていたシャールを統率する能力を利用して脱出を図ろうとする。そんな中、天文総帥リーヴェルトの指示でイオンに対する再教育プログラムが行われようとしていた。
==== 第三幕 皇帝 ====
シェルノトロンパニックの危機を一心同体をもって収集に成功したイオン達、テレフンケンとの別れを惜しむ間もなく、皇帝との謁見を許されカノンと共に宮城へと向かう。皇帝の叱咤を受け打ちのめされながらもその想いを新たにするイオンとカノンは、その後皇帝の希望として神器を託される。一方その頃、権威の挽回を狙うリーヴェルトはコロン・フォーシーズンの邸宅に身を寄せ機会を窺っていた。そしてジェノミライ研究所における準備が整ったことを知ると、手勢を連れて世界を引き替えにした起死回生の一手に打って出る。
==== 最終幕 ラシェーラ ====
カノンを失いつつも新たに皇帝に即位したイオンは、惑星の崩壊が間近に迫る中、日々その責務に奔走されていた。その最大の役目であるラシェール・フューザーを謳う時を前にしたイオンはネイと共に再び各地を回ることになる。その最後の旅を終えた後、惑星ラシェーラその物をエネルギーとした移住計画がとうとう開始されようとしていた。
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== 地名・用語 ==