「人工透析」の版間の差分

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== 急性腎不全における透析導入 ==
Cr7.0mg/dL、BUN80mg/dLといった急性腎不全では透析導入となることが多い。多くの急性腎性腎不全は急性尿細管壊死であるため、透析導入にて合併症を回避し、乏尿期から利尿期に移行すれば数日で透析から離脱することができる。

しかし、多臓器不全の場合は十分な利尿が得られないことが多い。急性血液浄化療法特に急性腎障害(AKI)でのCHDFの適応としては[[尿毒症]]の出現(心外膜炎、中枢神経症状、消化器症状)、うっ血性心不全、肺水腫の出現、保存的治療で管理不能な電解質異常(K>6.5mEq/L or Na>155mEq/L or Na<120mEq/L)、BUN>84mg/dLの高度の高尿酸血症、pH<7.1の高度のアシデミア、乏尿、無尿(尿量<200mL/12hr)、高体温、透析可能な薬物による中毒などが知られているが十分なコンセンサスは得られていない。
 
== 血液浄化療法の分類 ==