「南シナ海」の版間の差分

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1935年に、中華民国の中国国民党がブルネイ近海のジェームズ礁を曾母と命名したが、国内が混乱していたので支配は出来なかった。
1947年に、中華民国の国府政権は「11段線」を発表した。
中国は、他国の海岸線ぎりぎりまで含む「[[九段線]]」(または「U字線」「牛舌線」ともいう)を引いて、南シナ海の大部分が中国の領海だと主張している。この海域ではふたつの中国である[[中華人民共和国]]と[[中華民国]]両方がそれぞれ権利を主張している海域もあるが、特に中華人民共和国の主張が際立っており、事実上なんの根拠もなく[[中華思想帝国主義]]に基づき帝国主義的な領土主張を行っているとして、中華人民共和国は関係各国のみならず世界中の政府及び国際機関から激しい非難を受けており、なかでも[[アメリカ合衆国|アメリカ]]海軍や[[オーストラリア]]空軍は抗議だけに留めず、艦艇や哨戒機を中華人民共和国が一方的に主張する島嶼及び領海内に侵入させ、国際法への挑戦を許さないという姿勢を見せている。
 
[[南沙諸島|南沙諸島(スプラトリー諸島)]]などをめぐっては7カ国が領有権を主張し合っているが、各国が資源開発を独自に行う姿勢を示したり、共同で資源開発を行うなど様相は複雑化している。先述のとおり、利害が衝突する国の間で南シナ海の呼称が異なっているのには、こうした背景が存在する<ref>{{Cite news