「勝負審判」の版間の差分

大相撲の世界において絶対である番付の編成権を持つことから、審判部の役割は非常に重要であるとされる。審判部長は戦後から平成中期まで歴代すべて横綱経験者が務めていたが、[[2002年]]2月の改選時において大関止まりの[[二子山 (相撲)|二子山]]親方（元[[貴ノ花利彰|貴ノ花]]）が、横綱未経験者から初めて審判部長に就任した。さらに[[2010年]]2月には[[関脇]]止まりの[[友綱]]親方（元[[魁輝薫秀|魁輝]]）が審判部長に就任した（元横綱[[千代の富士貢|千代の富士]]の[[九重 (相撲)|九重]]親方とあわせて部長二人制）ほか、[[2012年]]2月には同じく[[鏡山 (相撲)|鏡山]]親方（元[[多賀竜昇司|多賀竜]]）が単独で審判部長に就任するなど、近年は横綱経験者に限らず務めている。

 

*[[高田川 (相撲)|高田川]]親方（前頭21枚目・[[朝若佐太郎|朝若]]）幕内在位1場所のみ：[[1957年]]（昭和32年）に勝負検査役（現在の勝負審判）に就任した際、「幕尻1場所の経験で横綱・大関の相撲を裁くのはどうなのか」と話題になった。

*[[振分]]親方（前頭12枚目・[[朝嵐大三郎|朝嵐]]）幕内在位1場所のみ：奇しくも朝若と同じく[[高砂部屋]]の部屋付親方。

*[[東関]]親方（前頭10枚目・[[潮丸元康|潮丸]]）幕内在位12場所：[[2012年]]（平成24年）2月に就任。委員ではなく、平年寄のまま就任（のちに主任、委員に昇進）。

*[[式守秀五郎|式秀]]親方（前頭9枚目・[[北桜英敏|北桜]]）幕内在位12場所：[[2015年]]（平成27年）2月に就任。主任昇進と同時。

 

== 過去 ==

 

== 現在の勝負審判一覧 ==

 

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!役職!!年寄名!!最高位・四股名!!所属部屋!!備考

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|大鳴戸||大関・[[出島武春|出島]]||藤島部屋

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|片男波||関脇・[[玉春日良二|玉春日]]||[[片男波部屋]]

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|陣幕||前1・[[富士乃真司|富士乃真]]||[[八角部屋]]||rowspan=4|高砂一門

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|佐ノ山||大関・[[千代大海龍二|千代大海]]||[[九重部屋]]

|東関||前10・[[潮丸元康|潮丸]]||[[東関部屋]]

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|錣山||関脇・[[寺尾常史|寺尾]]||[[錣山部屋]]

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|浦風||前1・[[敷島勝盛|敷島]]||[[陸奥部屋]]

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|2014年4月 - [[2015年]]1月||伊勢ヶ濱||横綱・旭富士||[[井筒]]<ref>2015年1月場所は病欠のため二所ノ関（元大関・若嶋津）が代理。ただし二所ノ関は理事であったため部長代理という形をとった。</ref><br>朝日山||関脇・[[逆鉾昭廣|逆鉾]]<br>大関・大受

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