「トレーディングカードゲーム」の版間の差分

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[[メディアクリエイト (東京都千代田区)|メディアクリエイト]]の調べでは、日本でのTCGの市場規模は[[2013年]]までの過去10年間は800億円台と推移しており、TVゲームを除く玩具の中では特に人気の高い商品となっている。
 
漫画やアニメ・ゲームなどとタイアップするか、若しくはそのキャラクターを用いたタイトル(キャラクターTCG)が主なヒット作となっている。『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』『 [[カードファイト!! ヴァンガード]]』『[[バトルスピリッツ]]』の子供向けのタイトルは、TCG全体の売り上げの3分の2を占める高い人気を誇り、子供だけではなく高年齢層にもファンが多い。さらに、『[[ムシキング]]』『おしゃれ魔女ラブ&ベリー』など、より視覚的なゲーム性を高めた[[TCAG]]が発売され、低年齢層を中心に人気のタイトルとなっている。これに対し、青少年から大人に人気のキャラクターを用いた『[[ガンダムウォー]]』『[[サンライズクルセイド]]』『[[レンジャーズストライク]]』。いわゆるキャラクター[[萌え]]を特徴とする男性向けTCGの『[[リセ (カードゲーム)|リセ]]』や、女性向けTCG『[[CLAMP in CARDLAND]]』など、比較的高い年齢層を意識した作品も多数発売されており、安定した固定ファンを持つ。他にも様々なキャラクターで数多くのTCGが企画され、それぞれに成功を収めている。さらに2009年[[ブシロード]]より[[美少女]]系作品、[[アダルトゲーム]]および、女性人気を持つ作品を題材とした『[[ヴァイスシュヴァルツ]]』など、成人プレイヤーを対象としたTCG。[[ボーイズラブ]]系作品および、アダルト[[ボーイズラブゲーム]]を題材とした『アリス×クロス』など、成人女性プレイヤーを対象としたTCGも発売されるようになっており、TCGの年代層は年々幅広くなっている。
 
上記のように近年のTCGでは同じ製作会社・漫画家、同系列の作品ジャンル同士を、同じタイトルとして発売することが非常に多い。これは一つの作品としては、TCG化が難しいものでも、複数の類似作品を集めることで、そのジャンルのファンを多数取り込むことが可能であり、近年の[[スター・システム (小説・アニメ・漫画)|スターシステム]]ブームが取り入れられている。また、カードに使用するキャラクターが底を突くことを防ぐ作用もある。