「BMP-1」の版間の差分

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{{戦闘車両
|名前=BMP-1
|画像=[[ファイル:Bmp-1-DMSC9112086 JPG.jpg|250px300px]]
|画像の説明=[[湾岸戦争]]で[[鹵獲]]された[[イラク治安部隊#イラク軍|イラク軍]]のBMP-1
|全長=6.74[[メートル|m]]
 
=== 車体 ===
[[File:Bundesarchiv Bild 183-1988-1007-009, Berlin, 39. Jahrestag DDR-Gründung, Parade crop.jpg|thumb|230px250px|東ドイツの軍事パレードに登場したBMP-1([[1988年]])。8名の兵士が搭乗している。戦車兵姿で立っているのが[[指揮官|車長]]]]
[[歩兵戦闘車]]の特徴として、[[歩兵]]が搭乗する場所を内部に確保しながら、同時に軽快な運動性能を保つ必要があるため、[[装甲]]は比較的薄く設計されるが、これは生残性の低下という弱点につながる。BMP-1ではこれに対処するため、[[砲塔]]を含めた車高を低く抑えて正面面積を減らし被弾率を下げ、また、車体前面を大きく傾斜させることで[[避弾経始]]を良好にしている。また、この舟型形状は水上航行時の安定性にも貢献している。兵員の乗降車に用いる後部ドアは副燃料タンクを兼ねており、視察窓と[[銃眼]]を備える。
 
 
== 運用 ==
[[File:Wreck of a Soviet armored vehicle in Afghanistan.jpg|230px250px|thumb|アフガニスタンで撃破され、放置されたままのBMP-1]]
[[ファイル:BMP 1.JPG|230px|thumb|250px|砲塔をZU-23-2に取り替えたBMP-1(奥の車両)<br />現在の[[アフガニスタンの軍事|アフガニスタン政府軍]]で運用されている]]
[[ソビエト連邦|ソ連]]の新型[[兵器]]としては珍しく、翌[[1967年]]には早くも[[赤の広場]]での革命記念パレードで公開され、当初[[西側諸国]]では「'''M1967'''」、後に[[主砲]]の[[口径]]を76mmと予想して「'''BMP-76'''」と呼称した。「BMP-1」の制式名称が判明したのは[[1980年代]]になってからである<ref name="nihonheiki"></ref>。
 
::自動車化狙撃兵(機械化歩兵)[[師団]]の移動司令部用として使用される野戦指揮所車両。武装は、7.62mm[[機関銃]][[PK (機関銃)#派生型|PKT]]を1挺装備するのみだが、通信設備を大幅に強化しており、各種有線野戦電話や、軍用/民間用有線電信回線との接続装置も搭載している。また、伸縮式[[アンテナ]]マストを装備し、車体後部には発電機を搭載している。[[運転者|操縦士]]の他、指揮官や[[参謀]]6-7名を搭乗させることが可能。「Potok(小川 の意)」の愛称で呼ばれる。
{{-}}
[[ファイル:BRM-1K_top.jpg|thumb|right250px|BRM-1K。[[カナダ戦争博物館]]の展示車両]]
;BRM-1K
:司令部付[[偵察]]隊用の偵察車両で、[[砲塔]]は[[砲手]]の他に偵察要員が搭乗できる大型の2名用砲塔となっている。武装は、[[歩兵戦闘車]]型と同一の73mm低圧[[滑腔砲]]2A28と7.62mm機関銃PKTを装備し、砲塔が大きくなった分狭くなった後部兵員室には2名の偵察要員が搭乗する。搭乗員は計6名。なお、この二名用大型砲塔は、BMP-2の砲塔の原型となった。
 
=== BWP-1 ===
[[ファイル:BWP-1_Warsaw_2007.JPG|thumb|right250px|[[ポーランド陸軍]]のBWP-1]]
[[ポーランド軍]]での名称。基本的には原型のBMP-1と同仕様だが、近年ではBMP-1Pに準じた改修が行われた他、[[発煙弾発射機]]が追加されている。
[[ファイル:BWP-1-01.jpg|thumb|right250px|BWP-1M]]
;BWP-1M Puma
:BMP-1Dに準じた近代化改修型。[[対戦車ミサイル]]の換装、[[装甲#増加装甲|増加装甲]]の装着などの改修が図られている。
 
この他、近年[[ポーランド]]では40mm[[機関砲]]装備の新型[[砲塔]]に換装したBWP-40、新設計の車体上部に新型砲塔を搭載した発展型であるBWP-2000など、独自の改良型がいくつか試作・計画されている<ref name="nihonheiki"></ref>。
 
<gallery widths="180px" heights="150px">
ファイル:BWP-40_NTW_10_93.jpg|BWP-40
 
=== OT-90 ===
[[ファイル:The_10th_International_Rally_of_Historical_Army_Vehicles_in_Darlowo_(14).JPG|thumb|right250px|OT-90]]
[[チェコ]]のVOP026工場による[[装甲兵員輸送車]]型。[[ヨーロッパ通常戦力条約]]に対応するための策で、[[砲塔]]を[[OT-64装甲兵員輸送車|OT-64]][[装輪装甲車]]の[[KPV 重機関銃|KPVT重機関銃]]装備のタイプに交換<ref name="nihonheiki"></ref>。
;OT-R5
 
=== 86式歩兵戦闘車(WZ-501/ZBD-86) ===
[[ファイル:Chinese Type86.jpg|thumb|250px|86式歩兵戦闘車 外見はBMP-1と同一]]
[[中国北方工業公司]]によるBMP-1のコピー車両。原型は[[1980年代]]に[[エジプト]]から入手したとされる。[[対戦車ミサイル]]も[[9M14 (ミサイル)|9M14 マリュートカ(AT-3 サガー)]]のコピーであるHJ-73 紅箭73を装備する<ref name="nihonheiki"></ref>。
;86式歩兵戦闘車(ZBD-86/WZ-501)