「再軍備」の版間の差分

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1955年には西ドイツが[[ドイツ連邦軍]](Bundeswehr)を編制するとともに[[北大西洋条約機構|NATO]]に加盟した一方で、東ドイツも同年に[[ワルシャワ条約機構]]に加盟すると共に翌1956年に[[国家人民軍]](Nationale Volksarmee)を編制し、両ドイツ地域において再軍備が行われた。東西ドイツは冷戦の最前線ということもあって、西ドイツには[[アメリカ軍]]・[[イギリス軍]]・[[フランス軍]]が、東ドイツには[[ソビエト連邦軍]]が駐屯していたほか、[[ニュークリア・シェアリング]]と称して[[核兵器]]も多数配備されていた。
 
1989年11月9日の[[ベルリンの壁崩壊]]以降、東西ドイツの統一を望む機運が高まり、1990年9月12日にモスクワで締結された[[ドイツ最終規定条約]]に伴って、米英仏ソは東西ドイツにおける全ての権利を放棄した。同年10月3日に[[ドイツ民主共和国]]が[[ドイツ連邦共和国]]の[[連邦]]構成国家として加盟する(すなわち東ドイツが西ドイツに編入される)形で、[[ドイツ再統一|ドイツは再び統一]]された。これにより国家人民軍もドイツ連邦軍へ編入され、さらに外国軍も、91年末の[[ソ連崩壊]]を経て94年末までの旧ソ連軍撤退にともない'''旧東ドイツ領内への外国軍隊駐屯と核兵器配備は禁止'''され、統一ドイツ軍も総兵力を37万人までに削減することとなった。
 
== アフガニスタン ==