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通常の人体を描いた時に、右手と左手の長さが極端に違っているようにしか描き出せないとき、それはしばしば不適切とされ、「'''デッサンが狂っている'''」などと言われる。描き手が思ったとおりに描き出せているか視覚的に[[検証]]、[[判断]]できる能力はデッサンの能力である。[[意図]]通りに描けないことと(例えば)通俗と異なる描画を意図的に為すことの異同をわきまえることが肝要である。
 
デッサンは通常[[モノトーン]]の表現であり、多色の場合も色彩表現に主眼は無い。このことから、白から黒の幅による表現である訳だが、これを明度の表現であるというのは全くの誤解である。過去のデッサンを見て分かる様に、固有の明度(、固有の色)の表現<ref group="補注">[[技術]]的には[[反射率]]や分光反射率として知られる</ref>と明るさ<ref group="補注">[[照明]]の明るさや物体の向きなどで変化する</ref>の両立が絵画の基本であり、色彩に惑わされない明度の把握に有利なことから、この基本的な法則の理解と表現の把握にデッサンはしばしば使われる。
 
実在感を具えた絵画に求められる描画や観察、検証の技能、手順や技法の熟知を、広い意味で「デッサン」と呼ぶ。他方[[デフォルメ]]などと言うように、デッサンも絵画的表現である以上、強調、変形、単純化、抽象化などの操作が主立って意義を持つことは大いにあり得る。既存の迫真的な絵画の全てがこれらの操作と無縁でないことからもその不可避性がわかる。
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鉛筆デッサンとは鉛筆を使用したデッサンである。
 
鉛筆の硬度の種類には、9H〜2H・H・F・HB・B・2B〜8Bなどがある。これ以外の種類もあるが、中央あたりのものが一般的で、10Hなどは殆ど使用されない。メーカーやシリーズによって、[[テクスチャー]]、色合い、描画感、強度などに差がある。紙は、[[画用紙]]<ref group="補注">ここでの「画用紙」は広義ではなく狭義の専用紙を指す</ref>や[[ケント紙]]が多く用いられる<ref>[http://cc.musabi.ac.jp/zoukei_file/03/sobyo/sozai_pencil.html 鉛筆デッサン], ''造形ファイル'', 武蔵野美術大学, 2016年2月18日閲覧.</ref>
 
== 脚注 ==
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=== 補注 ===
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== 参考文献 ==
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* [[イラストレーション]]
* [[図面]]
 
== 外部リンク ==
* [http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E9%89%9B%E7%AD%86%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%B3%E7%94%A8%E5%85%B7/ 鉛筆デッサン用具 MAU 造形ファイル]
 
{{西洋の芸術運動}}