「2002年ドイツ連邦議会選挙」の版間の差分

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SPD と CDU/CSU の得票率が共に 38.5% で並ぶほどの大接戦となったが、SPD が超過議席で CDU/CSU を4議席上回り第1党を維持した。また連立与党である B90/G も得票率を前回より2ポイント近く伸ばして議席を増やすことに成功し、両党で合わせて野党全体に対して9議席余りの差をつけて政権を維持することに成功した。SPD が旧[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]地域で支持を伸ばしたため、PDS は1998年選挙と比べて60万近い票を減らし、比例議席配分を受けるのに最低限必要な 5% のラインを突破できず、選挙区でも2議席に留まったため、連邦議会会派の資格を失うこととなった。SPDの勝因としてはアメリカによる[[イラク戦争]]に対する不参加の意志を表明した事、選挙運動期間中の8月に発生した[[ザクセン|ザクセン地方]][[エルベ川]]流域の大洪水の被災地に対する迅速な救済措置が挙げられる<ref>伊藤 2003 (343)45P</ref>。
 
選挙で勝利を収めたシュレーダー連邦首相は、選挙後の[[10月22日]]に赤緑連合による第2次政権を発足させた。