削除された内容 追加された内容
Deexbot (会話 | 投稿記録)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
73行目:
 
日常世界がほぼ[[古典論]]による世界であるのに対し、原子・分子レベルでは[[量子論]]が重要になる。すなわち、ミクロスケール・ナノスケールの世界においても原子・分子のスケールに至る手前までは我々の直感的な物質感が概ね通用するが、原子・分子レベルの世界では直感的な物質感はもはや通用しなくなる。また、原子より大きな世界(原子核と電子の相互作用を含む)が[[電磁相互作用]]と[[重力相互作用]]に支配されているのに対し、原子核内部などより小さな世界では[[強い相互作用]]や[[弱い相互作用]]が重要な役割を担っており、原子(原子核)のスケールを境として自然を支配する[[基本相互作用]]の様相が大きく異なっている。
 
近年{{いつ|date=2013年7月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->では、[[走査型トンネル顕微鏡]]や[[原子間力顕微鏡]]を用いて、原子の一粒一粒が識別可能な分解能の像を観測したり、原子を一粒単位で移動させたりすることも可能になっている。
 
20世紀後半以降、我々にもっとも馴染みのある原子にかかわる事象のひとつは[[原子力]]だが、これは原子核の[[核分裂反応|分裂]]・[[原子核融合|融合]]によってエネルギーを得るものであり、現在の科学における原子が分割できない不変の存在ではないことを端的に表している。