「エタンダールIV (航空機)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
22行目:
 
==開発==
1954年4月に開始された、NATOの軽戦術戦闘攻撃機計画(LWTSF:Light Weight Tactical Strike Fighter)は、ヨーロッパ各国空軍の必要性に合致した戦闘攻撃機の計画であった。計画ではイギリスの[[ブリストル飛行機|ブリストル]]製[[オルフェウス]]エンジンを用いることが求められていたが、ダッソーは既に計画の進行していた要撃機[[エタンダールII (航空機)|ミステールXXII]](後のエタンダールII)の延長線上に立案し、計画に合致した[[エタンダールVI (航空機)|ミステールXXVI]](後のエタンダールVI)とは別にスネクマ製[[スネクマ アター|アター]]101Eエンジンを採用したミステールXXIVを提案、11月には空軍より試作機1機の発注を得た。
 
当時[[ミステールIV (航空機)|ミステールIV]]の発展型として計画された[[シュペルミステール (航空機)|シュペルミステール]](ミステールXX)の技術を応用し、より小型ではあるが[[アフターバーナー]]を使用せずに[[音速|遷音速]]に達する機体として設計が行われた。エタンダールIIの初飛行の翌日となる1956年7月24日に初飛行を行い、その後の空戦テストで当時のフランス空軍の主力戦闘機であったミステールIVを上回る好成績を残し、300機の調達が予定された。