「ラジアルタイヤ」の版間の差分

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== 構造 ==
{{Main|タイヤ#構造}}
タイヤは[[ゴム]]のみで作られている訳ではない。それだけでは素材としてあまりにもフレキシブル過ぎて強度、特に引張強度が弱いからである。そのためゴムの中には補強として機能する'''プライ''' (plies) と呼ばれる[[ロープ|コード]]が内蔵されている。少なくとも[[1960年代]]以降の全ての一般的なタイヤは、ゴムの層と[[ポリエステル]]、[[鉄鋼]]、または他の繊維材料で作られたコードの層を複数重ね合わせた構造で作られている。タイヤの強度を高め、その形状を保持する効果を与えるこのコードを主体とする構造を'''カーカス''' (carcass) と呼ぶ。
 
カーカス層を複数持つものは、通常タイヤの表記に'''プライレーティング''' ('''PR''') という項目で表記される。現在はカーカス4層の4PRが主流であるが、貨物車向けのタイヤの場合6層 (6PR)、8層 (8PR)、14層 (14PR)、16層 (16PR)なども用意される。カーカスの層数が多くなればなるほど耐荷重性能やタイヤ剛性も上がる反面、より少ない層数のものよりもタイヤ重量は重くなる<ref>[[スバル・360]]の場合は車体全体の軽量化過程で、タイヤも極小の10インチ、かつ通常の半分の層数である'''2PR'''タイヤが純正品として採用された。これは[[ブリヂストン]]の開発である。</ref>。