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[[富士市立吉原商業高等学校|吉原商業高校]]から[[亜細亜大学]]に進む。入学早々膝を悪くし、実家近くの信頼ある鍼灸医による治療により回復したが、帰京の際に途中下車して亜細亜大学を中退した友人宅に寄り、大学ではシゴキもあったことから一泊の予定が三週間滞在してしまい、復学しづらくなり、入学後3か月あまりで中退した<ref name="draftgai">[[澤宮優]]『ドラフト外』河出文庫、2013年、ISBN 9784309412603</ref>。
[[社会人野球]]の[[大昭和製紙硬式野球部|大昭和製紙]]へ入社し、4年目にエースとして[[第42回都市対抗野球大会]]へ出場し、秋の[[日本産業対抗野球大会]]では優勝候補の[[エスプライド鉄腕熊谷組野球部|熊谷組]]を1安打完封して優勝に貢献した<ref name="draftgai"/>。この活躍により、[[読売ジャイアンツ|巨人]]、[[中日ドラゴンズ|中日]]、[[ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]、[[福岡ソフトバンクホークス|南海]]、[[北海道日本ハムファイターズ|東映]]、[[埼玉西武ライオンズ|西鉄]]らのスカウトも訪れたが、大昭和製紙には[[第41回都市対抗野球大会|前年の都市対抗]]優勝投手の[[安田猛 (野球)|安田猛]]がおり、会社側が「同時に投手2人は出せない」とプロ側へ言い張り、[[1971年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|1971年のドラフト]]では安田だけが指名され、加藤は指名されなかった<ref name="draftgai"/>。どうしてもプロへ行きたかった加藤は、ドラフトの数日後に、辞表を野球部長や社長へ出すも不受理となり、喧嘩別れのようにして退社したところ、[[埼玉西武ライオンズ|西鉄]]スカウトの[[浦田直治]]が加藤を訪ね、ドラフト会議のリストアップ表を見せて、一番上に加藤が書かれていたが、大昭和製紙の意向で指名を断念し二重線で名前を消したことを説明した<ref name="draftgai"/>。後にプレーすることになる巨人からも誘いがあったが、高評価であったことが嬉しかったことと、当時弱小だった西鉄の方が登板機会が多いだろうと考えて西鉄を選んだ<ref name="draftgai"/>。
=== 現役時代 ===
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