「宇宙空母ギャラクティカ」の版間の差分

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リ=イマジニングシリーズは、『[[新スタートレック]]』シリーズの脚本家として知られるロナルド・D・ムーアらによる「バトルスター・ギャラクティカ」のシリーズである。
 
== オリジナルシリーズ ==
* シリーズTV日本語題『宇宙空母ギャラクチカ』
* パイロット版の映画版日本語題『宇宙空母ギャラクティカ』
* シリーズDVD日本語題『宇宙空母ギャラクティカ』
* 映画版第2作劇場日本語題『宇宙空母ギャラクティカ サイロン・アタック』、同・TV放映時日本語題『宇宙空母ギャラクチカ サイロン・アタック』
 
=== 概要 ===
映画『[[スター・ウォーズ]]』の成功により、アメリカの[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABC]]ネットワークが制作を決断した大作SFテレビドラマ。[[ユニバーサル映画]]が製作し、特撮スタッフには『スター・ウォーズ』の[[ジョン・ダイクストラ]]が招かれた。
 
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パイロット版は三時間枠で放映され、途中ジミー・カーター大統領によるイラン問題への緊急放送で中断させられたにもかかわらず高視聴率だった。これをTV放映時よりも少し短く再編集した映画版も製作され、ビスタビジョン・サイズにトリミングしたうえで「センサラウンド音響」を付けて劇場公開された。映画版では、途中にバルターが処刑される場面が追加され、終盤のバルターのシーンが削除されている。これはCICビクター・ビデオ版で確認できる。映画版だけ観ると、バルターは死んでしまった事になるが、TVシリーズでは生き続けている。この結果、同じくTVシリーズのエピソードを再編集した映画版の第二作『サイロン・アタック』ではバルターは何の説明もなく復活しており、第一作にいなかった副官のルシファーも登場している。
 
日本では、パイロット版の映画版が[[1979年]]1月27日、[[ユニバーサル]]・[[CIC]]配給で劇場公開された後、[[1981年]]1月28日「[[水曜ロードショー]]」でパイロット版・日本語題『宇宙空母ギャラクチカ 人類対悪の帝王サイロン!特撮大スターウォーズ』と続くシリーズが[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系で放映された。その際、映画版の日本語題『宇宙空母ギャラクティカ』では新聞のテレビ欄に1行で収まらないからという理由で、1字少ない日本語題に変更されている。上記の映画版でバルターが処刑された問題について、日本での放送では処刑のシーンをカットし、パイロット版の通りにラストのバルター登場シーンを復刻させた事でシリーズ放映への矛盾を解消している。
 
シリーズ各話は日本で再編集され、元は20話以上あった話が、パイロット版も含め10話しか放映されていない。音楽も差し替えられたため、日本語版制作スタッフの役職名には「選曲」が存在する。放映当時は「ネイティブ・アメリカンの襲撃を受けながら旅を続ける幌馬車隊」という西部劇をスタッフはイメージして制作されたと紹介されていた。岸川靖によれば日本テレビ放映版はより年少の視聴者にアピールすべく、毎回戦闘シーンが加えられた編集が行われていた。最終回、オリジナル版でギャラクティカが戦うのはセンチュリオンが指揮する単なる色違いのベーススターだが、日本テレビ放映版では日本語題のとおり、サイロン総統が乗ったベーススターに改変されている。またメインタイトルのロゴタイプなどもオリジナル放送版と差異が見られる。
 
映画版第二作『サイロン・アタック』が日本テレビ系の映画番組枠で放送された際には、ラストシーンになるアダムとアポロ、スターバックの会話が極端に短縮され、なぜか中盤のアポロとスターバックのカットを流用してシーンを作り直し、会話も「ケインはどうなった」「また宇宙の彼方に飛んでっちゃいました」と原型と異なる軽いやり取りで締めくくられている。このため、元の映画ではケイン艦長の宇宙空母ペガサスが飛び去ったのか、それともサイロンと合い討ちになり消滅してしまったのか、余韻を残していたところが、単に飛び去っただけという解釈に変えられている。
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なお、オンエア開始前にこのドラマの内容を把握した『スター・ウォーズ』の製作会社である[[20世紀フォックス]]が、ユニバーサル社を相手に、「この作品は剽窃だ」と訴えた。だが、裁判所は「この作品が著作権を侵しているとすると、『スター・ウォーズ』の著作権を侵している映画が数百本になる」として、訴えをしりぞけた。ちなみに、スター・ウォーズの作曲家のジョン・ウィリアムズは宇宙空母ギャラクティカのメインテーマをボストンポップスで演奏している。
 
=== 著作権問題の経緯 ===
グレン・A・ラーソンは1969年、終了した『[[スタートレック]](宇宙大作戦)』の後継テレビシリーズとして『Adam's Ark』という作品の企画書を作成する。これは人類の祖先が数万光年の彼方に存在し、遥かなる地球を目指すという、旧約聖書の『出エジプト記』を基にしたストーリーだった。1977年、20世紀フォックスの『スター・ウォーズ』が大ヒットすると、ユニヴァーサルがテレビドラマ版SF戦争物の企画を募集し始めた。ラーソンは早速『Adam's Ark』を『Star Worlds』と改題、冒頭に日本軍の真珠湾攻撃にヒントを得た戦闘シーンを加えて派手な第一話とし、以後を人類の生き残りによる宇宙探検という形に物語を整理し、企画書を提出した。
 
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ただし、訴訟の結果を受けて著作権問題自体は解決しており、21世紀の『ギャラクティカ』製作につながる。ルーカスとユニヴァーサルの関係も、[[スティーヴン・スピルバーグ]]が監督した『[[ジュラシック・パーク]]』のVFXをILMが受け持った事で改善に向かった。ルーカスの『ギャラクティカ』への対抗意識は失われておらず、従来はアニメでしか展開しなかった『スター・ウォーズ』の実写版TVシリーズ製作の意思がある事を『[[スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐|シスの復讐]]』公開後に発表した。
 
=== ストーリー ===
12の惑星から成る植民地に住む、地球人ではない別の人類(吹替版では「12惑星連合」と呼称)。彼らは1,000ヤーレン(=1,000年)もの間、機械生命体「[[サイロン]]」との戦争を続けていた。
 
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唯一生き残った宇宙空母「ギャラクチカ(ギャラクティカ)」は、民間の残存宇宙船と共に220隻の艦隊を組み、生存者を乗せ、植民星の宙域から船出する。目的地は、自分たちと祖先を同じくする人々が住む13番目の星、伝説の惑星「地球」……。
 
=== スタッフ ===
* 創作・制作総指揮:グレン・A・ラーソン
* スーパーヴァイジングプロデューサー:[[ドナルド・P・ベリサリオ]]
* 脚本:ドナルド・P・ベリサリオ/他
* 監督:[[クリスチャン・I・ニービー・ジュニア]]
* プロデューサー:ドナルド・P・ベリサリオ、[[デイヴィッド・J・オコネル]]、ジョン・ダイクストラ、[[マイケル・スローン]]
* アソシエイトプロデューサー:[[デイヴィッド・G・フィニー]]、[[ゲイリー・B・ウィンター]]
* 音楽
** 作曲:[[スチュー・フィリップス]](テーマ曲のみグレン・A・ラーソンとの共作)
** 指揮:スチュー・フィリップス
** 演奏:[[ザ・ロサンジェルス・フィルハーモニック・オーケストラ]]
* 撮影:[[ベン・コルマン]]、[[H・ジョン・ペナー]]、[[エンツォ・A・マルティネッリ]]
* 編集:[[レオン・オーティズ=ジル]]、[[マイケル・バーマン]]、[[ジョージ・ポッター]]、[[デイヴィッド・ハウ]]、[[ジョン・J・デュマス]]、[[ジョン・F・シュリーヤー]]、[[ジョン・エリアス]]
* キャスティング:[[パティ・ヘイズ]]、[[マーク・マリス]]
* アートディレクション:[[ポール・ピーターズ]]、[[リチャード・D・ジェイムズ]]、[[ウィリアム・L・カムデン]]、[[メアリー・ドッドソン]]、[[ジェイムズ・J・ムラカミ]]
* セット装飾:[[ローウェル・チェンバーズ]]、[[サム・グロス]]
* 衣装デザイン:[[ジャン・ピエール・ドール□ック]]
* キー・メイクアップ・アーティスト:[[スコット・H・エドー]]
* ユニット・プロダクション・マネージャー:[[ハーカー・ウェイド]]、[[ロウ・ウォーラースタイン]]
* 特殊効果
** 特殊効果・特殊効果[[スーパーヴァイザー]]:ジョン・ダイクストラ
** ミニチュア撮影監督:[[リチャード・エドランド]]
* 視覚効果
** 視覚効果スーパーヴァイザー:ジョン・ダイクストラ
** 特殊視覚効果コーディネイター:[[C・コリー・M・マッカラム=アブドゥー]]
 
* DVD-BOX日本版の字幕翻訳:[[田中武人]]、[[杉山緑]]、[[伊藤美穂]]、[[春山陽子]]、[[高橋有紀]]、[[小泉真祐]]、[[岩橋悟志]]、[[小笠原雅美]]、[[熊倉彩子]]
 
=== キャスト ===
* アポロ大尉:[[リチャード・ハッチ]](声:[[ささきいさお|佐々木功]])
* スターバック中尉:[[ダーク・ベネディクト]](声:[[富山敬]])
* アダマ司令官:[[ローン・グリーン]](声:[[北原義郎]])
* アシーナ(吹替版ではアセナ、アポロの妹):[[マレン・ジェンセン]]((声:[[幸田直子]])
* カシオピア(吹替版ではカシオペア):[[ローレット・スパング]](声:[[有馬瑞子]])
* ブーマー中尉:[[ハーバート・ジェファーソン・ジュニア]](声:[[緒方賢一]])
* タイ大佐:[[テリー・カーター]](声:[[森川公也]])
* ドクター・サリク:[[ジョージ・マードック]](声:[[塩見竜介]])
* シーバ(吹替版ではシェバ):[[アン・ロックハート]](声:[[山田栄子]])
* バルター伯爵(人類をサイロンに売った男 バルター):[[ジョン・コリコス]](声:[[細井重之]])
* ジョリー軍曹:[[トニー・シュワルツ]]
* ボクシー:[[ノア・ハザウェイ]]
* セリナ:[[ジェーン・シーモア (女優)|ジェイン・シーモア]]
* オメガ:[[デイヴィッド・グリーナン]]
* サイロン総統:(声:[[家弓家正]])
* ルシファー:[[フェリックス・シラ]]、[[ジョナサン・ハリス]](声:[[村越伊知郎]])
* ケイン司令官:[[ロイド・ブリッジス]]
* ボージェイ中尉:[[ジャック・スタウファー]]
* ブリー中尉:[[ジャネット・ジュリアン]]
* クロフト:[[ロイ・シネス]]
* ボーラ:[[ロバート・フィーロ]]
* セイン:[[ジェイムズ・オルソン]]
* ライター指揮官:[[ロイド・ボックナー]]
* オープニングナレーション(原語版):[[パトリック・マクニー]]
* 吹替版ナレーター:[[若山弦蔵]]
* 吹替版次回予告ナレーター:富山敬
 
=== 日本語吹替版スタッフ ===
* 日本語版制作:[[東北新社]]
* 演出:[[小柳剛]]
* 翻訳:[[岩佐幸子]]
* 調整:[[横路正信]]
* 効果:[[フィズサウンド・クリエーション]]
* 選曲:[[東上別府精]]
* 制作:[[小林昴]]([[日本テレビ放送網|NTV]])
 
=== 吹替版放映リスト ===
宇宙空母ギャラクチカ(パイロット版)
 
# サイロン帝国の逆襲
# 悪魔の新兵器・サイロン軍団総攻撃
# 氷の惑星!アルクタの要塞
# スペースコンバット!妖星プロテウスの反乱
# 銀河伝説・惑星コボルの秘密
# バイオレンスウォーズ・サイロン基地大爆破
# サイロンアタック!惑星イクアレスの決闘
# クリスタル・スター!神々の戦い
# SOSセレストラ号!銀河戦士の反乱
# 最後の決戦!ギャラクチカ対総統母艦
 
宇宙空母ギャラクチカ サイロン・アタック(映画版)
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*吹替版ナレーター:[[千葉耕市]]
 
=== DVD版エピソード・リスト ===
再編集・日本語吹替版収録はなく、オリジナルそのままの姿でDVD-BOX化された(のちに廉価盤ソフトシェル仕様のDVD-SETも発売)。字幕スーパー版。のちに[[スカパー!プレミアムサービス|スカパー!]]でも、パイロット版は3分割、『超時空バトル!遠来の兄弟たち』は2分割されたものの、ほぼこの形で字幕放映されている。
 
# ギャラクティカ発進!人類滅亡の危機を救え(パイロット版)
# 銀河伝説!惑星コボルの秘密 Part 1
# 銀河伝説!惑星コボルの秘密 Part 2
# サイロン・アタック 惑星イクアレスの決闘
# スペース・コンバット!妖星プロテウスの反乱
# 悪魔の新兵器!サイロン軍団総攻撃
# 氷の惑星アルクタの要塞
# 荒野の大砂塵!ボーレイとの死闘
# バイオレンス・ウォーズ!サイロン基地大爆破
# 対決!空母ペガサス決死の大作戦 Part 1
# 対決!空母ペガサス決死の大作戦 Part 2
# サイロン帝国の逆襲
# クリスタル・スター!神々の戦い Part 1
# クリスタル・スター!神々の戦い Part 2
# 宇宙の侍ノーマン 対 9つの顔を持つ男
# スターバックを救え!名探偵アポロ登場
# 超時空バトル!遠来の兄弟たち
# バルターの再反乱!奪われたシャトルを救え
# アポロ危うし!惑星テラへの潜入作戦
# SOSセレストラ号!銀河戦士の反乱
# 最後の決戦!ギャラクティカ対総統母艦
 
=== 映像商品 ===
* CIC・ビクター(現・ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)より、パイロット版の映画版『宇宙空母ギャラクティカ』、シリーズ中の3エピソードを再編集して映画にした『宇宙空母ギャラクティカ サイロン・アタック』、続編シリーズの総集編『新・宇宙空母ギャラクティカ 地球征服』の3作がビデオソフトとレーザーディスクで発売された。字幕スーパー版のみ。
* [[2003年]][[11月27日]]、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより、パイロット版及びシリーズ全話を収めた『宇宙空母ギャラクティカ DVDコンプリートBOX』が発売された。品番:UUSD-70021、JANコード:4560128829175、ディスク6枚組、音声は英語のみ(5.1ch)、税込定価15,540円。
* [[2009年]][[11月26日]]、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテインメントより、上記と同内容のパイロット版及びシリーズ全話を収めた廉価版DVD『宇宙空母ギャラクティカ コンプリートDVD-SET』が再発売される。品番:GNBF-1432、JANコード:4988102765330、ディスク6枚組、音声は英語のみ(5.1ch)、税込定価4,980円。
* ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより、パイロット版の映画版『宇宙空母ギャラクティカ』のDVDが繰り返し発売されている。英語音声、字幕スーパーのみ。
 
=== 音楽商品 ===
* [[1980年]]、[[日本ビクター]]より『宇宙空母ギャラクチカ』のオリジナル・サウンドトラック盤として、パイロット版の音楽を収めたLPレコード国内盤が発売された。
* ドイツのレコード会社より、初めてオリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。収録内容は上記LPレコードと同じ、パイロット版の音楽集。
* [[1999年]][[6月29日]]、アメリカの[[ヴァレーズ・サラバンド・レコーズ]]より、上記と同内容のパイロット版のオリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。
* [[2003年]][[11月18日]]、放映25周年を記念して、アメリカの[[ゲフィン・レコーズ]]より、上記パイロット版の音楽集+ボーナストラックとしてテーマ曲のディスコヴァージョンを収録したオリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。品番:B0001562-02、バーコード:602498611807。
* アメリカの[[スーパー・トラックス]]より、シリーズ全体の音楽集+続編“[[:en:Galactica 1980|Galactica 1980]]”の音楽も収めた、CD4枚組のオリジナル・サウンドトラック盤(プロモ盤)が発売された。品番:(初版)SPCD 01-04、(再版)SPCD01020304。
 
{{前後番組|
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次番組=[[日曜お笑い劇場]]}}
 
== オリジナルシリーズ続編 ==
* [[1980年]]に、続編シリーズ『[[:en:Galactica 1980|Galactica 1980]]』全10話が製作・放映された。日本では総集編(原題:Conquest of the Earth)のみが日本語題『新宇宙空母ギャラクティカ 地球征服』として[[CIC・ビクター]]よりビデオソフトおよびレーザーディスクで発売されている。1-3,7,8話をベースにした編集で、ギャラクティカを離反したザビエルやタイムワープ、船団の子供たちを地球に定住させるプロジェクトのくだりや円盤形新型宇宙船、ピスパニック差別はばっさりカットされている。また重力の高い惑星に育った者が、地球人以上の身体能力を発揮する描写も少ない。
* 2008年8月から、[[CS放送]]の[[スーパー!ドラマTV|Super! drama TV]]にて、『新宇宙空母ギャラクティカ』として国内初の放送を開始。前作同様字幕版での放送となっている。1,2話のメインタイトルは『Galactica 1980』だが、3話以降は『Battlestar Galactica』となっている。ただしロゴタイプは旧作とは違い、『Galactica 1980』と同様。
* ヒューマノイド型サイロンは本作が初出。別世界から来た存在が地球の社会習慣に無知なためにトラブルを起こしたり、様々な問題(本作では環境問題に考慮しない悪徳企業など)を魔法じみた能力で解決してゆく、といった『[[奥さまは魔女 (テレビドラマ)|奥様は魔女]]』でみられるような[[シチュエーション・コメディ]]の要素が本作では加わった。
* 宇宙空間でのギャラクティカや船団の航行シーン、戦闘機の発進やドッグファイトに至るまで、ミニチュアによる特殊効果カットは旧作の使い回しである。第1話にサイロンが地球攻撃する仮想映像が登場するが、これも制作元のユニヴァーサルが権利を持つ映画『大地震』の災害シーンに、強引にサイロン戦闘機とレーザー光線を合成しただけのものだった。
* パイロット版として連作だった第1話からと3話までと、第4話以降ではドクター・ズィー(国内版DVD字幕ではジーと記載)の俳優が異なる。交代後のパトリック・スチュアートは、『[[新スタートレック]]』のピカード艦長で知られる[[パトリック・スチュワート]]とは別人。
 
=== スタッフ ===
* 製作総指揮・脚本:グレン・A・ラーソン
* 監督:[[ヴィンス・エドワーズ]]、[[シドニー・ヘイヤーズ]]、[[シグムンド・ニューフェルド・ジュニア]]
* スーパーヴァイジング・プロデューサー:デイヴィッド・J・オコネル
* プロデューサー:[[ジェフ・フリーリッチ]]、[[ベン・カディッシュ]]、[[フランク・ルポ]]、[[ゲイリー・ウィンター]]、[[ディーン・ザネトス]]
* 音楽:スチュー・フィリップス、[[ジョン・アンドリュー・タータグリア]]
 
=== キャスト ===
* トロイ大尉(前作から20年後のボクシー):[[ケント・マッコード]]
* ディロン中尉:[[バリー・ヴァン・ダイク]]
* ジェイミー・ハミルトン:[[ロビン・ダグラス]]
* ドクター・ズィー:[[ジェイムズ・パトリック・スチュアート]]
* ブルックス:[[フレッド・ホリデイ]]
* アダマ司令官:ローン・グリーン
* ブーマー:ハーバート・ジェファーソン・ジュニア
 
=== 映像商品 ===
* CIC・ビクターよりビデオソフト及びレーザーディスクが発売された(字幕スーパー版)。
** ビデオソフト - 品番:?、定価:15,800円。
** レーザーディスク - 品番:SF078-1310、定価:?。
* アメリカでは[[2007年]][[12月26日]]、全話収録のDVD-BOXが発売された。
 
=== 音楽商品 ===
* 前作シリーズの音楽と一緒に収録された、CD4枚組のオリジナル・サウンドトラック盤が発売されている。
 
== 関連項目 ==
* [[バトルスターペガサス|ペガサス]]
* [[コロニアルバトルスター|バトルスター]]
* [[レーザーディスクゲーム#アタリゲームズ|アタリ]] - アタリが本作の映像を流用したLDゲームを開発したが、未発売に終わった。
 
== 外部リンク ==
* [http://www.superdramatv.com/line/galactica1978/ Super! drama TV | 宇宙空母ギャラクティカ][[Super! drama TV]]による作品紹介ページ
 
{{宇宙空母ギャラクティカ}}