「ラクロス」の版間の差分

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これを[[フランス]]系の移民が[[スポーツ]]として採り入れ、[[五大湖地域|五大湖地方]]の部族の[[ワイアンドット族]](ヒューロン族)が使用していたスティックが、キリスト教の僧侶の持つ杖 (crosse) に似ていたことから、[[フランス語]]の[[定冠詞]]「La」を付けて「ラクロス (La-Crosse)」 と呼ぶようになった。
 
こうして[[1839年]]に、カナダに[[白人]]で構成されたラクロスチームが誕生し、[[ファースト・ネーション]]で構成されたチームとの公式戦が開催された。複数試合行われた結果は、ファースト・ネーションで構成されたチーム連戦連勝による全勝だった。
[[File:From rattlesnake hunt to hockey page 121 cropped.jpg|left|200px|thumb|[[リッチモンドヒル (オンタリオ州)|リッチモンド・ヒル]]の白人ラクロスチーム、「若きカナダ人たち」(1885年)]]
現代競技としたのは、カナダのモントリオールの歯科医[[w:William George Beers|ウィリアム・ビアズ]]で、彼はカナダとアメリカの国境付近に住む[[イロコイ族]]の[[インディアン居留地|保留地]](Reservation)でこの競技の魅力に取りつかれ、これをスポーツ競技として普及させた。つまり、一本のスティックを一本持って行う現在のラクロスは、[[イロコイ族]]のラクロス競技が基になったものである。
 
[[1869年]]、ビアズによって公式ルールブックが出版され、この年にカナダの国技に採用された。