「マチルダI歩兵戦車」の版間の差分

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{{戦車|
| 名称=歩兵戦車 Mk.I マチルダI
| 画像=[[Image:IWM-KID-68-Matilda.jpg|250px300px]]
| 説明=
| 全長=4.85 m
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| 副武装=
| 装甲=65mm
| エンジン名=フォード<br />[[V型8気筒<br />]][[液冷]][[ガソリンエンジン|ガソリン]]
| 出力=70 hp / 3,500 rpm
| 乗員=2 名
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ジョン・カーデンの初期のスケッチによれば、[[サスペンション]]はヴィッカース軽戦車や[[ユニバーサル・キャリア]]と同じものが片側4組使われていたが、試作車製作にあたっては[[ヴィッカース 6トン戦車‎|6t戦車]]系の[[ヴィッカース・ドラゴン|中ドラゴンMk.IV]]からのものに変更された。[[エンジン]]と[[トランスミッション]]は市販されている[[フォード・モーター‎|フォード]]製のものが使われた。ジョン・カーデンは1935年10月に飛行機事故で死亡するが、翌年試作車は完成し、テストの結果若干の改設計を経て、[[1936年]]にイギリス陸軍はそれまでの中戦車を、以降は「歩兵戦車」と「巡航戦車」のカテゴリーを設けて、分けて開発する方針を決定し、本車はイギリス初の歩兵戦車に分類され、[[1937年]]4月に最初の発注がなされ、[[1940年]]8月までに140両程度生産された。
 
[[Image:IWM-F-2141-Matilda.jpg|thumb|left|250px|ハッチを開けた状態(車体幅の狭さと装甲の厚さが観察出来る)]]
設計思想は[[第一次世界大戦]]時のままであり、「動く機銃座」として歩兵直接支援用に開発された。以後の[[マチルダII歩兵戦車]]などに比べ、非常に小型軽量で、重量11t・乗員2名・最大速度13km/h、[[機関銃]]1丁のみの搭載で、武装だけを見れば[[豆戦車]]に近い。既存コンポーネントの流用でコストを抑えたとはいえ、機銃1丁を運搬するには不経済であるとの批判も当初からあり、量産開始前に、より大型の歩兵戦車A12(後の[[マチルダII歩兵戦車|マチルダ II]])の設計が開始されている。
 
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その後、訓練用車両として本国で使用された。
[[Image:IWM-F-2141-Matilda.jpg|thumb|left|250px|ハッチを開けた状態(車体幅の狭さと装甲の厚さが観察出来る)]]
 
== 参考文献 ==