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=== 企業その他の団体における顧問 ===
{{See also|相談役}}
[[企業]]その他の団体が行う業務について、高度な意見を聞くために又は団体の信用を増し箔を付けるためにおかれる。内部の常勤ないし非常勤の顧問として、[[引退]]した役員(前社長、前会長)のほか、監督官庁で幹部を務めた高級[[官僚]]などの例もある([[天下り]])。[[1911年]]に[[済生会]]が創設された際には、[[山縣有朋]]・[[大山巌]]・[[松方正義]]・[[大隈重信]]・[[徳川家達]]・[[渋沢栄一]]など[[元老]]・[[元勲]]・[[江戸幕府|旧幕府]]出身の有力者などが顧問に名を連ねた(総裁は[[皇族]]の長老で[[陸軍大将]]の[[伏見宮貞愛親王]]、会長は首相の[[桂太郎]]。<ref>[[樋口雄彦]]「第十六代徳川家達」[[祥伝社]]新書・P97</ref>)。外部の顧問としては、[[コンサルタント]]、[[会計士]]や[[弁護士]]などの[[専門家]]が顧問となることもある。また、役員を前提に入社した者が、[[株主総会]]までの間、顧問としての肩書きで仕事に従事することもある。大規模な[[法律事務所]]においては、引退した[[パートナー]]、[[裁判官]]、[[検察官]]若しくは行政官又は[[法学者]],あるいはパートナーと[[アソシエイト]]の中間的な立場の弁護士などが顧問という地 位を与えられることがある。この場合は、[[カウンセル]]や[[オブ・カウンセル]]などとも呼ばれる。
 
[[やくざ]]組織における顧問・最高顧問などの役職は、当代の[[組長]]と先代組長時代同格以上であった者が、その格を維持したまま、当代組長の舎弟・子分以外の立場で組に残る際に与えられることが多い(通常であれば引退するか当代組長の舎弟となる)。