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'''ベッシー・ヘッド'''('''Bessie Head''',
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白人の母、黒人の父のもとで生まれる。母は[[ピーターマリッツバーグ]]の精神病院に入院しているときにベッシーを産む。ベッシーは里親のもとで暮らすが、養父は彼女が6歳のときに亡くなり、同じ頃に実の母も亡くなる。養母の暮らしが苦しくなったため、ベッシーは13歳のときに孤児院に入る。このときはじめて実の両親について知り、大きなショックを受けた。
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ボツワナでは[[セロウェ]]に住み、はじめは教師として暮らす。『ニューステイツマン』に掲載された記事がもとで、ニューヨークの出版者に小説を依頼され、長篇小説『雨雲のわく時』を発表した。孤独と貧困のなかで創作活動を続け、アパルトヘイトの撤廃を見ることなく1986年に[[肝炎]]により48歳で死亡するが、死後も評価が高まり、作品集や書簡集などが出版されている。
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ボツワナや南アフリカを舞台とした作品を発表した。長篇第1作 『雨雲のわく時』は、南アフリカからボツワナへ亡命し、当地の生活になじんでゆく人物の物語だった。次の長篇小説『マル』では、[[サン人]]の女性をめぐる[[ツワナ人]]の差別と、部族を越えた結婚を描いた。自伝的小説『力の問題』は[[ブッカー賞]]の候補になり、国際的に知られるきっかけとなった。その他に、ボツワナの村人の話をもとにした短篇集『宝を集める人』、セロウェを題材とした『セロウェ 雨風の村』、ボツワナの[[セビナ族]]の19世紀の歴史を題材とした『魅せられた十字路』などを発表した。
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**「深い川、大昔の部族移住の物語」
**「天国は閉じていない」
52行目:
**「宝を集める人」
**「狩猟」
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**「さあ、話をはじめましょうか……」
**「オレンジとレモン」
73行目:
**「夢を語って歩く人」
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*酒井格 『宝を集める人』解説
*くぼたのぞみ 『優しさと力の物語』解説
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*[http://www.bessiehead.org/ Bessie Head Heritage](英語)
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