「紀元前35世紀」の版間の差分

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*紀元前3500年を基準とする前後1000年間 - [[アフリカ大陸]]北部中央の[[草原]]地帯で乾燥化が進む。
**のちに[[サハラ砂漠]]となる地域で[[サバナ気候|サバナ(サバンナ)気候]]への移行が始まり、乾燥化が本格化・加速化する。
**これに伴い当地域において[[家畜]]の[[飼育]]が広く行われた「家畜時代(Cattle period。[[紀元前7500年]]頃- [[紀元前4000年]]頃)」が終焉に向かい、[[ウマ]][[ラクダ]][[乳牛]]の飼育に始まる「イマジゲン時代(Imazighen period。[[紀元前3000年]]頃- [[紀元前700年]]頃)」へと移行してゆく。
 
*紀元前3500年頃
**[[メソポタミア|メソポタミア文明]]の発祥。
***メソポタミアにおいて[[ウバイド文化|ウバイド]]期が幕を閉じ、替に代って[[シュメール|シュメール人]]の文化が[[ウルク文化|ウルク]]期( - 紀元前3100頃)を迎えが始まり、[[都市国家]]が築かれ始める(メソポタミア文明[- 紀元前2340年頃]の始まり)。
***北メソポタミアにおいてハラフ期に代わり、ガウラ期が始まる( - 紀元前2900頃)。
***メソポタミアで記録用の粘土製[[トークン]]が盛んに用いられる。「トークン仮説」ではこれからウルク古拙文字の誕生につながったとされる。
***イラクのテル・アル・ウハイミルで発見された石灰岩製の{{仮リンク|キシュの粘土板文書|en|Kish tablet}}([[アシュモレアン博物館]]蔵)が作られる。