「特別支援学校」の版間の差分

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[[1979年]]以前の養護学校は義務教育機関ではないため軽度障害者のみを対象とし、重度・重複障害者は[[就学猶予と就学免除|就学猶予や就学免除]]として、自宅や障害者入所施設に待機していた。1979年の義務教育化以降、重度・重複障害者も養護学校へ就学となったが、地域の普通学校では障害児排除もみられた。未だ分離教育であるとの批判も継続してみられる<ref>[[統合教育]]を参照。</ref>。一方で、小学校・中学校など普通学校において障害児学級を設置して専門の教員を置いて受け入れたり、普通学級に障害児を受け入れる場合も見られる。
 
一方、養護学校の義務教育化により重度・重複障害者の在籍比率が増加。軽度障害の在学生に教育が充分に行えない状況も生じた。このため一部の都道府県では、軽度障害者の生徒に対する[[職業教育]]・[[専門教育]]の場と位置付けた'''高等養護学校'''(高等部のみの養護学校)を、既存の養護学校高等部から新たに設立した。その際、障害者以外は高等養護学校への入学、編・転入学できない事を原則とした。この学校においては自ら通学できる生徒を入学の条件としている都道府県がほとんどである
 
日本の教育に於いて旧来は障害による多種多様な取り扱いがされてきたが、[[2007年]]4月1日に障害者等に教育を行う学校種のすべてを「特別支援学校」に統一した。それに伴い、多くの学校で学校名が「特別支援学校」に変更された。
 
=== 教員 ===