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宝飾品として利用されるほか、化学的に極めて安定しており酸化されにくいこと、融点が1,769 {{℃}}(理化学辞典)と高いことなどから、[[電極]]、[[るつぼ]]、[[白金耳]]、度量衡原器([[キログラム|キログラム原器]]、[[メートル原器]])などに利用されている。
 
また[[触媒]]として高い活性を持ち、[[自動車]]には排気ガスの浄化触媒として多くの量が使用されており<ref name="sakurai">{{Cite |和書 |author =[[桜井  弘]]|||title = 元素111の新知識|date = 1998| pages = 317~318317〜318|publisher =[[講談社]]| series = |isbn=4-06-257192-7 |ref = harv }}</ref>、さらにはその高い耐久性により同じく自動車の[[点火プラグ]]や排気センサーなど過酷な環境に晒される部品にも多用される。その他では[[化学工業]]でも[[水素化]]反応の触媒などとして利用されるほか、[[燃料電池]]への利用も盛んに行われている。なじみ深い所では [[ハクキンカイロ]]の発熱装置としても利用されている。
 
白金の電気抵抗と温度との関係を使い、[[白金抵抗温度計]]に使われている。13.81 - 1234.93 [[ケルビン|K]]までの範囲で標準温度計として利用されている。
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=== 国際キログラム原器 ===
'''[[キログラム]]'''(記号:'''kg''')は、[[国際単位系]] (SI) における[[質量]]の[[SI基本単位|基本単位]]であり、「'''国際キログラム原器の質量'''」として定義されている。国際キログラム原器は化学的に安定な白金90 %、[[イリジウム]]10 %からなる[[合金]]で作られ、[[国際度量衡局]]に、二重の気密容器で真空中に保護された状態で保管されている(詳細は当該記事参照のこと)。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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* [http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss1393c.html 国際化学物質安全性カード 白金] - [[国立医薬品食品衛生研究所]]
* [http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?869 プラチナナノコロイド、白金ナノコロイド - 「健康食品」の安全性・有効性情報]([[国立健康・栄養研究所]])
 
==脚注==
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