「長嶋有」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
ライオネル・ジョンスン (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
ライオネル・ジョンスン (会話 | 投稿記録) 新刊 |
||
43行目:
1990年代半ばから[[ASAHIネット]]の[[パソコン通信]]に出入りし、「[[パスカル短篇文学新人賞]]」に応募するなどしていた<ref name="dav">[http://ddnavi.com/dav-contents/23090/a/ 長嶋有ロングインタビュー 2002年4月号ダ・ヴィンチニュース]</ref>。[[1997年]]に[[シヤチハタ]]に就職し、結婚。ネットで知り合った仲間と[[俳句]]の同人に参加するようになり、その中の一人には[[川上弘美]]がいた。[[1998年]]に「ブルボン小林のインテリ大作戦」という[[ウェブサイト]]を立ち上げる<ref>「ブルボン小林」というペンネームは、ASAHIネット時代に[[ブルボン]]と[[小林製薬]]のコマーシャルのセンスについて熱弁したところ名付けられた。</ref>。投稿作品が予選通過や佳作を取るようになったため[[1999年]]に会社を辞め、作品執筆に専念する。[[2000年]]にASAHIネット時代からの友人が立ち上げた[[メールマガジン]]にコラムを連載し、[[フリーライター]]として活動を開始。
===
[[2001年]]に5つの文芸誌に同時に応募<ref name="dav"/>、このうち『[[文學界]]』に送った『[[サイドカーに犬]]』が第92回[[文學界新人賞]]を受賞し、小説家デビュー。同作で第125回[[芥川龍之介賞|芥川賞]]候補となる。[[2002年]]、「猛スピードで母は」で第126回芥川賞受賞。
55行目:
=== 小説 ===
==== 単行本 ====
*『猛スピードで母は』(2002年1月、[[文藝春秋]]
** サイドカーに犬(『[[文學界]]』2001年6月号)
** 猛スピードで母は(『文學界』2001年11月号)
*『タンノイのエジンバラ』(2002年12月、文藝春秋
** タンノイのエジンバラ(『文學界』2002年2月号)
** 夜のあぐら(『文學界』2002年5月号)
** バルセロナの印象(『文學界』2002年10月号)
** 三十歳(『[[新潮]]』2002年10月号)
*『ジャージの二人』(2003年12月、[[集英社]]
** ジャージの二人(『[[すばる (雑誌)|すばる]]』2003年3月号)
** ジャージの三人(『すばる』2003年11月号)
*『パラレル』([[2004年]]6月、文藝春秋
** 『文學界』2004年2月号
*『泣かない女はいない』(2005年3月、[[河出書房新社]]
** 泣かない女はいない(『[[文藝]]』2004年秋号)
** センスなし(『文藝』2003年夏号)
** 二人のデート([[書き下ろし]])
*『夕子ちゃんの近道』(2006年4月、[[新潮社]]
** 瑞枝さんの原付(『新潮』2003年4月号)
** 夕子ちゃんの近道(『新潮』2003年7月号)
80行目:
** 僕の顔(『新潮』2004年12月号)
** パリの全員 (書き下ろし)
*『エロマンガ島の三人
** エロマンガ島の三人(『[[オトナファミ]]』2006年夏号 - 冬号)
** 女神の石(Webマガジン『[[アニマソラリス]]』・2001年)
86行目:
** ケージ、アンプル、箱(『[[小説現代]]』2004年4月号)
** 青色LED(書き下ろし)
*『ぼくは落ち着きがない』(2008年6月、[[光文社]]
** ぼくは落ち着きがない(『[[本が好き!]]』連載、2007年2月号 - 2008年1月号)
*『ねたあとに』(2009年2月、[[朝日新聞出版]]
** 『[[朝日新聞]]』夕刊連載(2007年11月20日 - 2008年7月26日 、挿画・[[高野文子]])
*『祝福』(2010年10月、河出書房新社
** 丹下(『イルクーツク2』2007年)
** マラソンをさぼる(『[[ダ・ヴィンチ]]』2003年11月号)
101行目:
** 十時間(『すばる』2010年10月)
** 祝福(『文藝』2010年秋号)
*『佐渡の三人』(2012年9月、[[講談社]]
** 佐渡の三人(『文學界』2007年1月号)
** 戒名(『群像』2009年3月)
** スリーナインで大往生(『群像』2011年11月号)
** 旅人(『群像』2012年6月号)
*『問いのない答え』(2013年12月、文藝春秋)ISBN 978-4163828305
** 『[[文學界]]』連載(2012年1月号 - 2013年10月号、装画:[[ウラモトユウコ]]、[[鶴谷香央理]]、[[オカヤイヅミ]])
*『愛のようだ』(2015年11月、[[リトル・モア]])ISBN 978-4898154243
** 書き下ろし
* 『三の隣は五号室』(2016年6月、中央公論新社)<nowiki>ISBN 978-4120048555</nowiki>
** 『[[アンデル]]』2015年1月号 - 10月号
==== 雑誌掲載 ====
119 ⟶ 121行目:
=== エッセイ等 ===
*『いろんな気持ちが本当の気持ち』(2005年7月、[[筑摩書房]]
*『電化製品列伝』(2008年10月、講談社
*『安全な妄想』(2011年9月、[[平凡社]]
*『本当のことしかいってない』(2012年12月、幻戯書房)<nowiki>ISBN 978-4864880114</nowiki>
=== 漫画 ===
*『[[長嶋有漫画化計画]]』(2012年3月、[[光文社]]
**参加漫画家:[[吉田戦車]]、[[ウラモトユウコ]]、[[オカヤイヅミ]]、[[河井克夫]]、[[島崎譲]]、[[衿沢世衣子]]、[[カラスヤサトシ]]、[[島田虎之介]]、[[100%ORANGE]]、[[よしもとよしとも]]、[[フジモトマサル]]、[[陽気婢]]、[[小玉ユキ]]、[[うめ (漫画家)|うめ]]、[[萩尾望都]]、[[藤子不二雄A]]
*『[[フキンシンちゃん]]』(2012年4月、[[マッグガーデン]]
=== 俳句集 ===
*『春のお辞儀』(2014年4月、[[ふらんす堂]]
=== 「ブルボン小林」名義 ===
* ブルボン小林の末端通信 Web生活を楽にする66のヒント(2003年1月
* ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ
* ぐっとくる題名(2006年9月、[[中央公論新社]]
* ゲームホニャララ(2009年9月
* マンガホニャララ(2010年5月
* マンガホニャララ ロワイヤル(2013年4月、文藝春秋)ISBN 9784163762708
|